2005-01-01から1年間の記事一覧

休みに入ってやたらと散財している。 - □昨日の買い物 ・佐々木敦 / テクノ/ロジカル/音楽論 (Rittor Music) ・Wolfgang Tillmans / Truth Study Center (Taschen)本屋に行く度にこの人の作品集を立読み(立ち見?)していたら なんだか惹かれてきたので購入。…

年末になってようやく落ち着いて、ふと気付けば 「もの派再考」も「古橋悌二 / LOVERS」も 「Pierre Malphettes / UN ARBRE EN BOIS SOUS UN SOLEIL ELECTRIQUE」も 見逃している。 複眼ギャラリーでの「栗田咲子個展」は イベント出演のついで(といってはな…

いろいろまとめて ・今年は庭の赤い実のなる木に鳥たちがあまりこない。 ・毎日13時間以上働いて、それでも終わらず 朝4時頃タクシーで家に帰り着いても 次の日はまた9時半から始まるという生活も 年末の繁忙が過ぎてやっと終わるのだけれど さすがに馬…

最近の買い物 ・杉本拓 / Italia (a bruit secret)・v.a / Off Site Composed Music Series in 2001 (a bruit secret)Jurg Frey : Luigi Nono / Ohne Titel(2 Violinen) : "Hay que caminar" sognando (Edition Wandelweiser Records)Jurg Frey / Beuger Cag…

http://d.hatena.ne.jp/k11/20051126 の文章について自分で書いておきながら、なんか違うな と思っていて、こういうことは文章だとよく起きる事で 堀江敏幸の河岸忘日抄を読んでいたら 似たようなことが書いてあって少しクリアになった。 「個性」というもの…

http://d.hatena.ne.jp/k11/20051024 の覚え書きについてt氏からメールにて コメントをもらったのでその返答。 たぶんあの文章で言いたかったことは 「自分らしさ」とか「オリジナリティ」とか そういう言葉の持つ胡散臭さについてで、 あるんだかないんだか…

思い出しながらまとめて。 11/12 久々に米子くんと会ってセッション。 最近はピアノがお気に入りらしく ピアノとコンピューター。 (といってもほとんどピアノのみ) 僕はギターとコンピューターを持っていったけど ほぼ自分の語りとコンピューターのみ。 演奏…

陶磁器デザイナーの森正洋さんが亡くなった。 うちの実家は森さんの食器を専門に扱う デザインモリコネクションという 流通、広報兼マネージメントのような会社をやっていて 親父からの留守番電話で知った。 小さい頃から森さんの食器でご飯を食べてきたので…

大阪ではもう今日しか観るチャンスがないことが判明したので ゴダールの「アワーミュージック(notre musique)」を観る。他のゴダール作品を観ているわけではなく そういう文脈で考える言葉を持っていないのだけれど 全体を通してなにかドキュメンタリーのよ…

最近の買い物 ・John Cage / Cartridge Music (Edition Wandelweiser Records) ・Eva-Maria Houben / Dazwischen : Immer Anders (Edition Wandelweiser Records) ・Veno Tagashi / New Glass (360°records) ・Amm / Fine (matchless recordings) ・Jim O'Ro…

思い出しながら最近観た演奏について。 10/16 神戸市立博物館 Manfred Werder 「2performers pages 100-265」 ヴァンデルヴァイザー楽派の一員で作曲家でありピアニストでもある マンフレッド ウェルダー氏の500ページ(だったと思う、確か) あるという曲…

「音楽はなんでも聴くよ」という人がたまにいて 耳が正常に機能さえしていれば そりゃ「なんでも聴こうと思えば聴ける」んだろうけど どんな音楽を聴くか問われた時の 答えとしてはよろしくないものだとは思いつつ 僕はなんでも聴くわけではないのだが 自分…

最近の買い物・INTEREST no.3 spring-summer 2005 (white chaserpublishing) ・斎藤夏美 / march, a cloud (コクヨ) ・Kimberly Elam / Balance in design (BNN) ・李禹煥 / 余白の芸術 (みすず書房) ・デザインクォータリー第一号 (翔泳社) ・馬の骨 / 馬の…

もともと個性というものをあまり信じていないのだけど 誰かが何かの文章で(詳細忘れた)個性なんてない というような事を書いていて少し心強くなる。 と同じく音楽における「自分の音楽」というものも信じていない。 とりあえず「自分の」という、あたかも自…

国立国際美術館に行く。 万博公園にあったころはしょっちゅう行っていたのだが 中ノ島に移転してからは初めて。 李禹煥の「関係項−ふたつの石とふたつの鉄」は 移転してからは常設ではなくなっているようで非常に残念。 今月25日から同館で始まる「もの派-…

先月に引き続きビッグアップルでの 先端音楽実験会に参加した。 今回の仕切り人はアコースティックギターの吉崎さん。 今回はコンピューターにて参加。 ibookのトラックパッドとキーボードを使って 内蔵マイク経由の外部からの音や ホワイトノイズ、ノコギリ…

サイトを見ていたら観たくなったのでメゾン・ド・ヒミコを観た。 映画館に行くのは約4年ぶり。 なのでその音の大きさに少し驚く。 オダギリジョーはなかなかいい。 交わらない者同士、交わらないまま距離を保ち続けるか 離れてしまうか、それでも近づこうと…

今日は神戸ビッグアップルにて毎月開催されている 『先端音楽実験会』のワークショップに参加した。 初対面のある人から宇波さんの追っかけの人だと言われたり ±0の傘を無くしたり、嫌な事もいくつかあったが なかなか興味深かった。 今回は磯端伸一氏が仕…

ミスチルの「and i love you」のPVは前半だけ面白いと思う。 全編このアイデアのみでいけばよかったのに後半は演奏シーンになる。 PVの演奏シーンは嫌いだ。 - みつ君がミキサーをやめるというのは勘違いだったようで一安心。 でも「本日をもって、自分のミ…

s氏への返答とsamuraijazzライブの感想 今日、かなり久々にsamuraijazzのライブを観てきました。 最近はドラムレスでやっていたみたいなのですが 幸運にも亘君がドラム、大谷君がベースで参加した フルバンドで観ることができました。 最初に観た時(確か2〜…

最近買ったちいさいギターアンプとコンピューターの アンプのボディを介したフィードバックを試していて コンピューター内部で録音をしてみたものの アンプから出ている音とは著しく違っていて驚いた。 でもこれはこれで良かったのでmp3にしてサイトにアップ…

8月21日の「トライアンドエラー02.」の感想と反省など。 1.川口貴大 (cornet) :竹内光輝 (mixing console) :小田寛一郎 (guitar) 良く言えば控えめでシンプルな演奏だったように思う。 悪く言えば二番煎じの静かな「即興」だと捉えられもする。 僕…

最近の買い物・鈴木昭男 / 凪 1997 ・高橋悠治 / ATAK006 (ATAK) ・John Hudak / Don’t Worry About Anything; I’ll Talk To You Tomorrow (alluvial recordings) ・□□□ / 朝の光 | 渚のシンデレラ (WEATHER) ・冨田ラボ / シップビルディング (東芝EMI) ・…

赤レンガ倉庫で開催中の Sound Art Lab 2005 vol.2 「sun and escape」 現象と干渉〜音にならないオトを聴く を見る。 参加作家は 梅田 哲也、堀尾 寛太、毛利 悠子、指吸 長春 の4名。 毛利 悠子「magnetic organ」 複数のコイルが起こす磁気のフィードバ…

こっちでも。 自主企画イベント2弾。 トライアンドエラー 02. 2005年8月21日(日) 会場:複眼ギャラリー (http://www.fukugan.net/) 時間:開演15:00 料金:1000円 出演: ・anjob-assb [ 鈴木勝 (banjo) : Keith Hughes (woodbass) ] ・…

http://dubdb.com/sj/php/gb.php 上記のsamuraijazz bbsにて 米子君の曲を聴くことができるのだけど 普段とは全く正反対(少なくとも僕が見ている中では)の その奇妙な文章と相まってなんだか分からないが感動した。 というより、米子君のある一部分であれ 「…

最近の買い物 ・デザインの現場3月号増刊「ニッポンプロダクト」 ・WITHOUT THOUGHT6「coin」展カタログ ・原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所 / HAPTIC ・いしいしんじ / ポーのはなし ・川上弘美 / 蛇を踏む ・d long life design 1、2、3号 ・…

最近の買い物・広告批評6月号-深澤直人の仕事 (マドラ出版) ・いしいしんじ / ぶらんこのり (新潮文庫) ・美術手帖7月号 (美術出版社) ・保坂和志 / 明け方の猫 (中公文庫) ・axel dorner, robin hayward / st (absinth records) ・sachiko M & sean meeha…

コンピューターによるライブの在り方についてのメモ 音色や最終的な形態の厳密な管理と ライブでの音の「リアルタイムな」運動性は 基本的に相反する。 大雑把に言えばこれはそのまま「音響」と「即興」の関係に対応する。 (もちろん両方の要素を高度なバラ…

ユリイカ2005年3月号「特集*ポスト・ノイズ 越境するサウンド」より 久保田晃弘氏による「ライブ・コーディングの可能性」を読んで思ったこと。 ラップトップを用いたライブにおいて 全てのプロセスをオープンにすべき、ということに関しては 正直判断しかね…