先月に引き続きビッグアップルでの
先端音楽実験会に参加した。
今回の仕切り人はアコースティックギターの吉崎さん。


今回はコンピューターにて参加。
ibookトラックパッドとキーボードを使って
内蔵マイク経由の外部からの音や
ホワイトノイズ、ノコギリ波、サイン波に
極端なエンベロープを与えて音を出す
いわゆる「演奏」に特化した自作プログラムと
コンピューターフィードバックの2つを気分で使い分けた。


演奏については特に書くことはないのだが
(あまりパッとしなかったので)
シンセの歳森さんとのデュオは面白かったかもしれない。
お互いの「腹を括った」感じが出ていたように思う。


バンジョーの鈴木さん(今日は年季の入ったジャガーを演奏していた)
とはサウンドチェック時も含めて3回ほど一緒に演奏させてもらった。
今日はそのどれも満足の行く出来ではなかったけれど
可能性を感じるのでぜひまた一緒にやってみたい。


終了後吉崎さんと少し話をする。
このことで1回目からぼんやり感じていた
このワークショップについての印象がはっきりする。
確かにこの場でコンスタントに自他共に認める
高水準の演奏をするのはかなり難しい気がする。
「場」に「吸収」されてしまうという表現はぴったりだと思った。
壁を作ったままこれはこれでしょうがない、と
うやむやにしてしまうのはよくないと反省する。
あと、どういう場所でも集中できるようにならないといけない。
前回のトライアンドエラーでのトリオでは外の音も含め
あらゆる音が聴こえる状態だったのに
ビッグアップルでは聴こうとしないと他の人の音が聴こえない。