2004-01-01から1年間の記事一覧

いま思い付く限りで今年の印象に残ったCDを。 ・group / before turning off the light (p-vine) ・□□□ / □□□ (weather) ・filament / filament box (F.M.N.sound factory) ・sachiko M : 中村としまる : 大友良英 / good morning good night (erstwhile rec…

最近はotosoraライブ準備と平行して commune-discのギターコンピへの参加曲を 作っていたのだけれど、今やっとできた。機材はギターとコンタクトマイクと4年目のwinマシンとサウンドフォージ。 maxは音にキレが無いので使用せず。かといって高音質かという…

s氏からもらったメールを読んで 改めてなぜ「リアルタイム」で音楽を作ることに こうもこだわっているのかを 考えなければならないと思った。 時間軸のズレが気になるのかもしれない。 s氏からはいつも良い「考える材料」をいただく。 感謝しています。

「音楽性に合った音質」 というのは非常に大切だと思う。 例えば一連のATAK作品。 またはcommune discの「playbackシリーズ」。 もしくはsndの諸作品。 音楽とその音質にギャップがあればあるほど 聴いていて醒めてしまう。

↓とは言ってみたものの そこまでストイックに自分を縛る必要があるのか とも思うし 自分の音楽って何だ とも思う。 そろそろこれまでに受けた あらゆる影響から 距離を置きたいのかもしれない。

分からないものを分からないと言えることは大切だと思っている。 そういう人はたいていきちんと開いている。 - 自分の音楽をわざわざ自分でカテゴライズしてやっている人達は 自分の好きな音楽を自分でもやってみたいだけなんだと思う。 それが別に悪いとは…

今でもちょくちょく聴くくらい「pedals」を気に入っているので aluminum groupの「morehappyness」をなんとなく買ってみたが あまり良くなかった。

S氏の質問への返答 確かにここ何年かいわゆる「インプロビゼーション」または「即興」 と呼ばれる音楽をよく聴いてはいるんですが (といってもほとんどは、質感を演奏するという最近の流れのものばかりです) 「インプロビゼーション」という方法論そのものや…

角田俊也のLuckyKitchenからのアルバムを聴いて、 気に入った質感の自分が適切だと思う長さの持続 をひとつの曲として ぶっきらぼうにただ並べて1枚の作品としてまとめるのも アリかもしれないと思った。 「構成」や「アレンジ」をすること自体に なにかし…

最近のotosoraについて。 最近の練習では専らギターを弾く方が多くなってきている。 曲によってはそれをプロセッシングしたりもするけど サンプルとして使うよりコンピューターをエフェクター代わりに使う感じだ。 電子音についてもあらかじめ用意した音を流…

最近は、コンピューターを使った演奏における インターフェイスや内部アルゴリズムが及ぼす 出音の振る舞いへの影響についていろいろ考えている。 まずどうして乱数を多用した音(音楽)に説得力(必然性)を感じないのか。 これはおそらく渋谷氏もたびたび言及…

何でも分類して囲い込んでいくのはあまり好きではない。 ただ単に最適化されて平坦になっていくだけだ。 よく言えば洗練、悪く言えば凡庸。 僕は実体のない「よく出来ている」だけの音楽なんて聴きたくない。 .

自分の作る音が音楽か音楽じゃないか ということについては、もうどうでもよくなっていて 自分は音楽だと思ってやっているので それはそれで良いのかもしれないと思っている。 他の人がどうかは別として 僕自身は「人が音を聴く」ことそのものが 音楽だと考…

「一音主義」 最新号のデザインニュース(266号)で 渋谷慶一郎+茂木健一郎対談、というのがあって そこで一音主義の話が出ていた。 僕にもそういう傾向があって (あるひとつの気に入った音があるだけで良い、というような) 一曲一音の「音の質感集」みたいな…

otosora練習。 今回もスタジオにて。 なぜかモニタースピーカーがステレオで出力されないので大変困る。なのでヘッドフォンでモニターしつつ演奏。 自作プログラムはだいぶすっきりさせたので滞りなく演奏できた。 だけども、やはりもう少し全体の焦点を合わ…

otosora3回目の練習。 今回はスタジオにて。 前日の夜、大急ぎでパッチを改良してはみたものの 重くなりすぎて演奏に支障が出る。そのため出すべきところで音が出なかったり 変化するべきところで変化しなかったり いまいちの内容になってしまった。必要な…

・音数や音量が少ないこと、について考えてみる。 電子音響やインプロビゼーションには 極端に音数や音量の少ない音楽をやる人達がいるけれど この傾向は「音の細部をじっくり聴く」ための 方法のひとつとして生まれた、という側面があると思っている。 人が…

・何故音楽を聴くか、について考えてみる。 僕にとっての音楽を聴くという行為は 純粋に音楽を楽しむという意味ばかりでなく その音楽の制作者との出会い、という意味もある。 何を見て何を考え何を思っているのかを音楽を通して知る。 そこにはもちろん音楽…

: 1/25 samuraijazzの米子さんをゲストに迎えた 新体制でのotosora初セッション。 米子さんはトロンボーン、ハードウェアのサンプラー、 マイク、コンタクトマイク、などなど。 表現の幅広さと一瞬の閃きに驚く。 大谷君はベースに繋ぐエフェクターの配列を…