サイトを見ていたら観たくなったのでメゾン・ド・ヒミコを観た。
映画館に行くのは約4年ぶり。
なのでその音の大きさに少し驚く。
オダギリジョーはなかなかいい。


交わらない者同士、交わらないまま距離を保ち続けるか
離れてしまうか、それでも近づこうとするのか
そういうことなのかと思った。


エンディングらしいエンディングが少し気になる。
迷っているうちに何の区切りも終わりもなく流れ去ってしまい
もう二度と取り戻せない出来事ばかりが現実にはある。
でもそれでは映画にならないのかもしれない。


あと、川口君も参加しているcherrymusicの
フィールドレコーディングコンピ「in drawing」を聴く。
かなり面白いと思う。
特に戸塚泰雄と川口君の曲が素晴らしい。
川口君の音について「何の音か分からない」
という感想があったらしいが、それは川口君の音のスタンスが
記憶(イメージ)を拠り所にする音楽とは全く違う事を意味している。
justinoとChris Watsonはあまりピンとこなかった。
吉田アミはもう少し聴き込んでみたい。
asunaはヘッドフォンよりコンポで聴いた方が面白かった。
うちはちょうどエアコンを挟むようにスピーカーを設置しているのでなおさら。