神戸空港行きのモノレールのいちばん前の席に乗ってみたけれども、なんかジェットコースターみたい。運転席がないから余計に。これぜんぶ自動運転なんかな。この前の朝に乗った時はぎゅうぎゅうだったが、休日のこの時間は空いてるのか。そういえば一回だけチャリで神戸空港に行ったことがあって、神戸空港に行くにはまずポートアイランド略してポーアイに行かないといけないのだが、埋め立て地の新興住宅地に住むのはどんな気持ちなんやろか。ポーアイっぽい風景ってエヴァに出てくるのよね、たしか。昨日の夜に羽田伊丹の飛行機に乗って西宮に戻ってきて、今日の総会をもって自治会の副会長の仕事は終了。副会長といっても地区の幹事さんへの連絡役ってだけなので会長の次にえらいわけではない。昨日は羽田に行く前に北参道に寄って、銀座から羽田への通り道というわけではないから、寄ってって感じではないけど、GAギャラリーに行ってみる。大量の建築家が参加する、住宅に関する図面と模型の展示がやってるらしいので。しかしこの前のギャラリー間のグローバルエンズでも思ったけど、展示でテキストなんか読まないよ!と思う。まあ、建築の展示に限らないけど、、図面と写真とテキストで完結するのなら書籍の方がゆっくり読めてむしろ良い。建築の展示って建築物を展示するわけではないから、図面と写真と模型によるプランの展示になるんだろうけど、なんちゅうかさっきも書いたが書籍化できる情報のみのプランの展示なのであれば、書籍あるいはネットで見る方が楽だ。図面と写真とテキストの印刷されたプレゼンボードみたいなのをわざわざ原寸で見る必要あんのかな。かろうじて、模型というのは実際に見ないとわからんものだとは思うけど、それとてプランのプレゼンテーションのための道具にすぎないというか、模型や図面や写真やテキストは建築のプランを表すものであって、建築そのものじゃない。建築の専門家なら、図面だけでも見るべきところがたくさんあるんだろうけども。ほいでも、グローバルエンズでも思ったけど、石上純也だけが、(それ自体は建築ではない)「建築プラン」の展示でありつつ同時にそれ自体も建築、っていうやり方をしていてとてもおもしろい。GAギャラリーの展示ではグローバルエンズの時と同じ住宅についての展示なのだけれど違う切り口だった。グローバルエンズではめちゃ薄いコンクリの壁の断面図とめちゃ薄いコンクリの壁の実物の一部とけっこう大きめの、住宅内の土や植物も再現した骨組みの模型だった気がするが、GAギャラリーのはテキストと図面と模型だったかしらな、うーん、模型の印象が強くて、それ以外になにがあったか憶えていない。模型はけっこう小さめの紙でつくったもので、最初はふーんと思って見ていたが、ん!この紙の模型、支えるもの、たとえば柱とか、なしに立ってるぞ!と気づいて驚いた。柱がなくめちゃ薄い壁だけで建つ/立つということが模型でも実現されていて、この住宅模型はプランの表現のための模型というよりこれもひとつの建築なんじゃないかしら、と思った。あとこれは家の中にも土のある住宅のようだけれど、ガラスではなく、薄いコンクリの壁と屋根なのが興味深い。