高橋辰夫さんにお誘いいただいて、以下のイベントに参加します。遠隔参加ですが。「全感覚派」としての参加ということの模様。「全感覚派」としては、私の他には、Taxxaka(高橋辰夫)さん、タニダリョーコさん、平丸陽子さんが参加されるとのこと。全感覚「派」といっても、みんなその自覚はない、たぶん。高橋さんに呼ばれて集まると自動的にそうなる、みたいな。高橋さんが誰かをそう呼ぶとそうなる、というか。それがおもしろいと思う。ファイル閲覧イベントということで、ファイルを提出するのだけれど、今回は「第1.5 回 全感覚派美術展」で置いていた作品ファイルを、すこし冒頭の説明文を変えて提出しました。内容は、平間貴大君のmp3レーベルRadio moumaku(http://www.voiceblog.jp/moumaku/)にて私が発表した6つのmp3+平間君によるリミックス3つの「ページ」を印刷したものです。なんでmp3の掲載されたページを印刷してファイルにするのかというと、発表したmp3はすべて無音なので「聴く必要がない」からです。mp3として発表されたという事実とタイトルと平間君による紹介文があればひとまず成り立つので、印刷してもなんの問題もないのかなと。といっても、「24kbpsで圧縮したn mb分の無音のmp3」シリーズはその体験の意味が変わるけど・・。ページの印刷だけだと「24kbpsで圧縮したn mb分の無音」はいったいどのくらいの長さなのかな?という体験ができなくなります。こればっかりは再生してみないとわからない。けれど、最初から最後まで聴く必要はなく、プレイヤーに出てきたファイルの長さを見るだけで確認は終わる。

almanac10 "depositors meeting 9"
会期: 2011年12月23日(金)〜12月25日(日) 14:00〜21:00
会場:art & river bank(http://www.art-and-river-bank.net/)


art & river bankの恒例年末イヴェント"almanac"の企画として始まった"depositors meeting"も今年で9回目をむかえます。


"depositors meeting”とは、作品を介した自由な接点の構築を目的としたファイル閲覧のイヴェントです。ファイルの内容は、ファインアートだけでなく、デザイン、建築、詩、批評、ファッション、展示プラン、プロジェクトなど、ジャンルの制限はありません。先入観にとらわれずに、作品世界と向き合うことができるように、規定のファイルを使用することなど、最低限のチェックは行いますが、基本的にはアーティスト、学生、キューレータ、スペースなど、立場を問わず自由に参加することができます。ファイルは、個人単位で参加できるフリーエントリー・パートと、キューレータ、ギャラリスト、アーティスト,スペース等、さまざまな立場の人がリスペクトするアーティストや活動のファイルを集めるセレクタ・パートに分かれて展示されます。


期間中カウンターは"bar 川の家"として営業します。小皿料理、年末ならではの飲みものもご用意します。お楽しみに! 今年1年を振り返りながらおおいに語らい、そしてファイルを通じて新たな才能と出会ってください。