いま「天地人」では関が原の合戦。小早川秀秋が石田光成を裏切って戦況が変わったあたり。17日の労働が終わったころちょっとのどがおかしく声が変だなと思っていたら、だんだん熱が出てきて、くすりを飲んで寝たはいいものの下がらず、18日のきょうだい3人と彼女との食事会も欠席で、彼女に付き添ってもらって出先から帰宅する途中、夙川あたりで強烈なめまいというか、聞こえている音にぶわっとベールがかかったようになって座席に座っているのもしんどくなるが、前かがみになって両足のふとももに両ひじをおき、手のひらであごを支えて頭を固定して、しばらくじっとしていたら落ち着いてくる。なんで電車ってこんなに揺れるんだろうと思う。風邪で熱が出てるので明日ひょっとしたら行けないかもしれませんー、というメールを労働先に送って就寝。19日の朝に熱を計ってみたらば39度あった。はらがへったが、なんとなく食べたいものがなく、キウイとヨーグルトを食べたが塩気のあるものを食べたいと思い、にんじんとたまねぎのコンソメスープをつくって食べるが、鼻がつまっているため味が分からない。薬を飲み、保冷剤を枕において首筋を冷やしつつ寝る。10時ごろに起きたら、なんとなく熱が下がっているっぽく、計ってみたらば37度ちょっと。とはいえ、さすがに労働は休む。夕方、帰省の途中に彼女がマンゴープリンをもってお見舞いに来てくれる。姉ちゃんと3人で食す。コーヒーをいれる。扇屋からうどんの出前。私は肉うどん、彼女はおろしうどん、姉ちゃんは鍋焼きうどん。19時すぎに出発する彼女を姉ちゃんとふたりでセブンイレブンまで見送る。黒糖蒸しパンを買う。20日の朝、黒糖蒸しパンを食う。違和感がある。レーズンだと思っていたものは小豆甘納豆だった。小豆はあまり好きではないので、よけて食う。熱はもうないけれど、出かける元気はないので、よなさんとの打ち合わせは延期してもらう。明日、田舎に帰る途中に行けるかどうか。いや、行かないともう打ち合わせする機会がないので、行かないといけないけれども。田舎に帰るのを一日ずらしてもいいかもしれない。「談」85号「生存の条件」の、佐々木中『この世界における別の生……霊性・革命・芸術』を読んで知ったディオゲネスという人が気になってググってみたら、なかなか愉快な人だった。「ポリティコン・ノミスマ(国の中で広く通用しているもの)を変えよ」という神託を受け贋金をつくって流通させたり、贋金つくりで追放された船上で海賊に捕らえられ奴隷として売られるときに「おまえはなにができるか」と奴隷商人に問われ「私は神々のように人を支配することができる」と答えたり。おかしな人だ。姉ちゃんがいつものめし屋さんの弁当を買おうとして17時半からだったため、違うところでマクロビオティックがどうやらという弁当を買ってきた。玄米と、野菜だけ??ハンバーグと鶏肉の照り焼きみたいなのがあるけれど、ハンバーグらしきものはレンズ豆を練ったもの、鶏肉の照り焼きらしきものはセイタンだかコーフーだかどっちか分からない。麩っぽい。けっこう美味しいので、驚く。「X-MEN2」を横目に見ながら、外山滋比古「思考の整理学」と「談」85号「生存の条件」を読了。痰がからむ。まだせきもでる。もういいかげん「あえて」っていう先回りした言い訳はいらんよなと思う。なので、「あえて「あえて」と言わせていただくのですが・・」を提案したい。