ミチコとハッチン」はわりとここ数年のなかでは面白いなあというかそんな気にしてアニメを見ているわけでもないけれど、毎回のミチコとハッチンの服も楽しい。キャラクターが着る服はファッションデザイナーがデザインしているらしい。ものを無くすなんてことはほとんどないのだけれど、いままで2回もなくしているものがあり、それは外に持っていく用のボールペンなのだが、JR六甲道の駅の地下というか駅ビルというほどでもないけれど、そうはいっても高架下というよりは駅ビルという方が近い建物の地下にある文房具屋でみつけたZEBRAのボールペンがお気に入り。(http://www.zebra.co.jp/eco/products/ball/01_11.html) ボディのカラーはブルーがいちばん良いけれど、文字はブラックが良いので、そうなると中身だけ入れ替えるほかなく、そこまでするのも面倒なので昨日はブラックを買う。無くしたふたつはたしかブルーだった気がする。でもいちばん最初にブルーを買い、すぐ無くして次にブラックを買い、そしてそれもすぐ無くした、ような気もする。無くしたのはいいとして、いったいどこでどのように無くしたのだろう。ここまでが昨日書いたもの。日記は書かなくなるとすぐに書かなくてもよくなる、というより、書くために身の回りに注意する、または意識して生きることをしなくなる。□□□の「ツアー」という曲は□□□流の「ロングシーズン」(フィッシュマンズの)なのか?昨日は一昨日が姉の誕生日だったので、ケーキを買ってきて、とはいえホールケーキだと食べきれない可能性があるので、違う種類のカットケーキを3つ。ケーキとさっきいれたコーヒーをたのしみつつ、姉ちゃんがお友達からもらった誕生日プレゼントのなかにあったディズニーのトランプで、姉ちゃん、妹、私の3人で大富豪をする。姉ちゃんがいちばん最後に「2」を残すので、つまり、上がるときに出す手札を「2」にしたりするので、それは無意味だよと教える。続いて大貧民に。何回かやったら姉ちゃんは飽きてそれでも何回か続けたあとに私も飽きて、眠いので、神経衰弱をするが、眠いのでカードの場所を覚える気などない。テーブルに広げられたカードに手をかざしていくとひょっとしたら分かるかもしれないと思って、順番に手をかざしていって、なんとなくこれかなというものをめくったら当たったので驚き、どういうふうに分かるのと訊かれたので、「ピリッとくる」と答える。テレビのニュースではオバマさんのことを話していて、オバマになったらどう変わるかな、とひとりごちたら、もし私がオバマになったら、というはなしだと勘違いされる。オバマになったらアメリカはどう変わるのか。変わらないのか。なにかは変わると思うけど、それは表層か深層か。ここまでが昨日のことを今日書いたもの。今日は昼頃に江崎さんからパソコンの方にメールがきていて、今日のアキビンオオケストラのライブに助っ人で参加してくれないか、とのこと。ほかのもろもろメールの返事などして、16時ごろに電話してみるが、仕事中なのか繋がらないので、携帯メールで、17時過ぎになりますが行きます。この調子で、いつもの調子で書きはじめたら、今日見聞きしたことをすべて書き出すくらいの心意気で書かないと気がすまなくなるので、アキビンオオケストラのことだけ書くと、トータル1時間くらいリハをして、なんとか出来た。塩屋旧グッゲンハイム邸でのペ・ド・グとアキビンオオケストラのコンサートで、はなしに聞くところによると50人くらいくるらしい!すごい、平日なのに。森本アリさんの人徳なのか旧グッゲンハイム邸の魅力なのかその両方なのか。アリさんと江崎さんが誕生日らしい、そのお祝いも兼ねている。実は。パ・ド・グ(ペ・ド・グのパーカッションバージョン?)の演奏がまずあり、そのあと休憩を挟んでアキビンオオケストラ、そのあと休憩をはさんでペ・ド・グの演奏があり、そのあと休憩をはさんでまたアキビンオオケストラ。で終わり。2部構成とのこと。1部は今日リハでいろいろ練習した、アルゴリズミックなやつ中心。アキビンを吹く単音をミニマルミュージックのように音を重ねたり引いたり、円形に並んでいろんなルールに基づき動いたりアキビンを吹いたりする。2部は即興中心。ビンを使ったいろんな音で即興演奏をしたり、ビンの口をポンポン叩いたり、ふたつのビンのおしりを擦り合わせたり。最後はアルゴリズミックなので締める。こういうことをこういう順序でやる、っていう「流れ」は江崎さんによって決められているが、その細かい内容は演奏者に任せられている。アルゴリズミックなやつにも演奏者の自由を極力取り込みたいようだ。アルゴリズミックアルゴリズミックいうてるけども、アルゴリズミックなやつ、っていうのは、ある各人があるルールを反復することで全体の秩序が生み出される、みたいなこと。演奏者は江崎さん、田中さん、森山さん、西川さん、鈴木さん、みやけおさん(2部の即興のみ)、宮本さん、私の8人。1部と2部後半は7人。のサムライ。サムライジャパンって。サムライって。ジャパン=サムライという短絡思考。にあえて乗る思考は短絡なのかどうか。なんなのか。変なの。オバマさんにはなりたいと思わないが、なれるとしたらミニマルテクノのDJ。帰り道、江崎さんと私はけっこう近いみたいなことを話していると、「田中偉一郎」という美術家が面白い、手強い敵だ!と言っていて、ライバル、ってことなんだろうけど、調べたら面白そうで、たしかに、その感じは私の思うところにもかなり近い。私の場合もウケるウケないはかなり大きい。TOKYO SOURCEの第一弾のインタビューをざっと読んでみる。http://www.tokyo-source.com/interview.php?ts=1 たしかに、ノーメッセージなんだけどなぜかウケる、っていうのはある。ライブと称してただひたすら風船を飛ばしてみたことが2回ほどあるけれど、あれがなぜウケるのかはほんと分からない。1回目と2回目は東京と大阪、そして2回目は観客に目をつぶってもらった+よなさんとのデュオだった、という違いがあるけど、なにが面白いのかは分からない。面白くはないかもしれない。ひきつづき、TOKYO SOURCEのインタビューを読んでいたら、「ギャラクシー銀座」っていうマンガを思い出して、「ギャラクシー銀座」でググってみたら作者は長尾謙一郎さんっていうひとで、TOKYO SOURCEのインタビューで言及されているひとだった!「ギャラクシー銀座」は今週完結したけれど、かなりおかしなマンガで、シュルレアリスムからアーティスティックな面、というか、結局は残っていた「アート的なもの」への憧れを抜ききってしまったらこうなるんじゃないか(お笑いでいう「シュール」??)、と思っていて、田中偉一郎さんと「ギャラクシー銀座」のつながりに思い至る。ウケる、っていっても、ウケるー、なのかもしれないけれど、ウケる、すなわち、笑み、なわけだけれど、その場合、「お笑いとしての笑い」でも「ほほえましさとしての笑い」でもイヤで、そのあいだならなお良。