・何故音楽を聴くか、について考えてみる。


僕にとっての音楽を聴くという行為は
純粋に音楽を楽しむという意味ばかりでなく
その音楽の制作者との出会い、という意味もある。
何を見て何を考え何を思っているのかを音楽を通して知る。
そこにはもちろん音楽の技術的な面も含まれるがあまり重要ではない。



・何故音楽を作るか、について考えてみる。


僕にとっての音楽を作るという行為は
一言で言い表すと「一人遊び」だと思う。
そこにあるのは
おもちゃの新しい使い方、変な使い方、面白い使い方を
発見する喜びだけだ。
伝えるべきメッセージも深い苦悩もない。
ついでに言うと何も表わそうとはしていないと思う。
多分。


安永哲朗によるユタカワサキについての文章
(IMPROVISED MUSIC from JAPAN 2002-2003)
にあるような
「ただひたすらに「イイ音」探しの真っ最中」
という状態にごく近い。


そしてできればその発見の喜びを多くの人と分かち合えれば嬉しい。

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