岡山ビブレということでいえば、この前そこに入っているジュンク堂に行ったのと、でもジュンク堂より丸善の方がよかったっぽいのと、あと前にいた会社がビブレの仕事をしていたので岡山まで営業さんが行っていたことくらいか。岡山市という都市について、蛇谷さんはすきまのある感じと言っていたように記憶しているが、すきまのあるのは大阪と比べて相対的にそう感じるだけとも言えるかもしれない。どっちにしろ、県庁所在地であるので、それなりに人も産業もいろいろ集まってはいる。人口でいえば、全国で20番目。中国地方でいうたら、広島に次いで二番目。といっても広島市は全国で10番目。齊藤誠「競争の作法―いかに働き、投資するか」はFLOATからの帰り道、阪神電車のなかで読了。グレッグ・イーガン「しあわせの理由」と、リッツカールトンのサービスについての本を借りた。いまは、「20世紀SF6 1990年代 遺伝子戦争」のなかのイアン・マクドナルドキリマンジャロへ」。面白いっぽい。中断していた阿部斉「概説 現代政治の理論」を再開したい。第5章からかな。今日お会いした田中冬一郎さんに、マイケル・サンデル「これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学」が気に入るかもよ、と、言い方は違うけれども、君の好きそうな本を思い出した、みたいな言い方だった気がするが、とにかく「君」という呼び方が新鮮で、それ以外の言い回しを覚えていない。今日は毎月恒例、FLOAT図書室の日で、サトウアヤコさんのmogubookという企画に出張してもらって、いままで読んできた本を思い出す、という会を18時半より。思い出しながら、いろいろはなしながら、最終的に参加者は6人になり、テーブルが埋まる。ちょうどいい人数だと思う。いろんな人の、マンガや雑誌も含めた読書歴、書物歴とでもいうか、を聞く。それぞれにいろいろ道のりはあるようで、その道のりが似ている人はその後の嗜好も似ていたりするらしい。大学の頃、村上春樹を読み始めたきっかけを思い出そうとしたが、思い出せない、まったく。ヒマだったからなのか??箕面ブックオフにカブで走っていって、文庫本を100円でいろいろ買ったのは覚えているけれども。最初はなんやったか、ノルウェイの森か??あんま面白いとも思えなかったが。仕事をしだしたくらいか、海辺のカフカを読んで、こういうのはもういいかもな・・と思った記憶がある。村上春樹的世界観に感じていたリアリティがぶわーっとひいていったというか。アフターダークはわりといいなと思ったけど。ネコがうろちょろする。思ったより大きくなってない。なっちゃん村上春樹を読んだことなくて、いまちょうど職場でまわってきた1Q84が家にあるけど、なんか読む気がでない、最初に読む村上春樹がこれでいいのかという気持ちもある、とのことなので、村上春樹を読んだことないという人はけっこう貴重なのでそのまま読まないという手もある、と進言した。新在家から上にちょっと歩いた十字路にある吉野家で、牛丼並盛とお新香とけんちん汁。歩きながら、枝雀の「あくびの稽古」。つい最近、志ん生の「あくび指南」を聞いたばかり。