佐賀に帰っているあいだ、波佐見のモンネポルト(http://monne-porte.com/)で岩井優さんの展示をみた。また来ます、という私に、今度は飲みましょうと言ってくれたのだけれど、行けなかった・・。同じ敷地にあるムックというカフェに、波佐見に行くついでに、親父はよく行く。ご飯を食べるというのもあるけれど、若い友人たちに会いに行くというのが主な目的かもしれない。ほいでモンネポルトでの岩井さんの滞在制作をちょくちょく覗いて岩井さんといろいろおしゃべりしていた模様。純粋芸術は好かんと言う親父だけれども、岩井さんの展示というか行為はおもしろかったようだ。会場内に住宅を建ててひたすら磨いて磨きすぎて壊れていく行為「Polishing Housing」と、会場奥に展示してある、コップとか本とか鶏肉とか金魚とか自分の髪とかサングラスとかいろんなものを洗う映像「Galaxy Wash」。これはいつだったかテレビで見て、こ、これは・・おもしろいな・・と思った記憶がある。地方での現代美術っていうのはどういうあり方ができるのだろうか。逆に都市よりやりやすいかもしれないと思う。見せ方によっては、なにかとなにかを比較して相対的な評価を定めていく見方ではなく、ひとつひとつをゼロから考える見方をしてくれる気がする。神戸のタワレコで「フラッシュバックあの人」というユニットのCDを試聴する。1曲目が山下達郎というかシュガーベイブの「DOWN TOWN」のカバー。かなり完成度の高いシティポップだった。なんとなく歌声とコーラスの感じがエグザイルっぽかった。買いかけたけれど思いとどまって熟考してみる。