約束していた友達との待ち合わせが神戸から大阪になったので、日を改めることにした。気持ちが神戸になっているとなぜか大阪に行けなくなるのはなぜか。たぶん気持ちが神戸になっているのとはぜんぜん関係ないなにかによる。自転車で三宮に行こうとしたら後ろのタイヤの空気が抜けていて空気入れで空気を入れてもシューっと空気を入れるところから抜けるので、虫ゴムがやられていた。さいきん自転車に乗っていないので、どうしても自転車で行きたくて、歩いて20分くらいのホームセンターまで自転車をひいていって虫ゴムを買い、どこかで空気入れを貸してもらう、というプランを立て実際に自転車をひいて歩き出したが2分くらい歩いたところで、やめにして阪急電車で三宮へ。まずハンズで虫ゴムと蛍光イエローの紙と線香花火を買う。そのあとりそな銀行のATMでお金をおろして、中華街のあたりのストアデポに行くとハンズで買ったのと同じような蛍光イエローの紙が同じ枚数で半分の値段だったので悔しい気持ち。チャックポリ袋と57mm×248mmの細長い封筒300枚を買う。こんな変なサイズの封筒は初めてみた。しかもザラ紙みたいな紙質。日記の配布に使えるかもしれない。そして帰ってきて実際に使った。インクジェットのプリンターはけっこうなんでも通る。久しぶりにCDRを焼く。が、盤面にタイトルを書こうとして「コンピュータ」を「コンピュター」と書いてしまうなどしてまず1枚ボツになる。焼くの遅いしvaioで焼くのが面倒になって妹のibookで焼いてみるが、なぜかノイズが乗るので3枚ボツ。おとなしくvaioで等倍で焼こう。いま焼いているのは3〜4年前につくっていた、自分で弾いたギターをサンプルにしたコンピュータミュージック。というより、自作プログラムを試すために適当なサンプルを入れて適当に動かしたのを録音しただけのミュージック。いわゆる音響系?電子音響?このまえ梅田のタワレコ(NUのほう)のアヴァンギャルドコーナーだかそういうコーナーに行ったら「ポストクラシカル特集!」とかやっていて、もうなにがなんだか分からない。なんだポストクラシカルって。意味が分からん。アンビエントじゃいかんのか。結局そうじゃないのか。知らんけど。というわけで、「小田寛一郎がコンピュータを使ってギターを演奏しました その1」をつくったので、次のイベントで売るかあげるかしよう。あ、でもジャケに¥1,000って刷っちゃったので1,000円で。ibookも壊れたし、というより、それ以前にこういう音楽はもうつくらないので、とはいっても封印するのもなんなので。それなりに聴けるとは思います、たぶん。。4曲で25分くらい。「その1」といいながら、せいぜい「その3」くらいまでしか曲はない。あ、もちろん物々交換でもよいです。そっちの方が面白いと思います。お金は世の中のあらゆるものと交換できますが、物々交換はその交換者同士でしか成り立たないというか、交換者の個性というかにんげんがでるので面白いと思います。1,000円という値付けは、なんとなくこんなもんが妥当だろう、という感覚によります。CDRで2,500円の値段がついてたら、誰でも高いと思うはず、というような感覚。もちろんCDRの中身(音楽)の一般的な価値とか、作者の一般的な価値(知名度?名声?)にもよりますが。vivo,va bookstoreでは店主のおにいさんと、害虫の美しい殺し方やブラックホールの研究について、テクノロジーは必死で「戻ろう」としていることなどをはなす。帰りの電車のなかで姉ちゃんに会う。なんかだんだん分かってきたのだけれど、私は飽きっぽいのではなくて、ものすごく気が散りやすいのだろう。気を散らすようにしているというのもあるけれど、どうだろう。なにかひとつに専念するよりいろんなものをかじりたいのか。