先日の川柳は、うっかり「平家」の流れを汲んでしまってたといううっかり感が面白いのかもしれない。実家の事務所というか倉庫というか在庫置き場で明日のあさ商品を入れ替えてみるためにポットなどあさっていたら、昔のユリイカなど入ったサンテナがあって、バタイユ特集、サド特集、クレー特集とかで、父ちゃんが高校とか大学くらいの時代、サルトルとかバタイユとかを持って学校に行く前に喫茶店で待ち合わせしたりした、と前官房長官の誰だったか誰だかが日経新聞の短期連載エッセイみたいなので書いていた。稲垣足穂のなんとかいう本もあったのでもらう。少年愛がどうとか。これは売っても別に高くないだろうな。陶器市では、森正洋さんのデザインした食器やら逸口香やらミディトマトやらD&DEPARTMENTの商品やらいろいろ販売中。父ちゃんはデザインモリコネクションテントの向かいのテントのイタリアンのお店で腕を振るい中。パスタが5種類、ピザが6種類だったか。肉と魚の限定ランチもある。今日は暑かったので、熱射病気味で、頭痛のため、頓服薬を服用する。私が一番好きで一番信頼している(というとなんだか偉そうだ)バンド、サンガツのメンバー、小泉さんのブログ「ABC」(http://aandbandc.exblog.jp/)の2008年04月29日「普通に多チャンネル」(http://aandbandc.exblog.jp/8492601/)より

思い切り自戒を込めて言うのですが、ライブにおいても、無意識の内に、CD・ライブPAの左右2チャンネルというフォーマットに縛られて、ステージが前後・上下をもった3次元であるという当たり前のことが忘れられてしまうことが多いのでは。結果、曲の構造もそのフォーマット向きに制限されてしまう。CD と違ってライブは音が鳴っている位置も重要で、また、それを操作することでいろいろなことができるはずなのに、CD向けの曲をただライブでも演奏するだけになってしまうのはもったいないなーと。(僕らもこの点クリアできてません)

小泉さんの言われるように、なんでか分からないけれど、左右2チャンネルというフォーマットに、「ふつうはそうだから」とかいう理由でもって従っていたりして、よく考えるとおかしいというかなんでか分からないし、音が鳴っている位置も重要だけれど、音によって発生する「意味」の位置やその移動をデザインすることも重要だと思われます。