なんかそう考えると、たとえば、音楽を聴くときに、感傷や物語、もしくは、音楽というひとつの表現形式/制度内での理論的なもの、といったような拠り所を無視してしまうとしたら、それこそ「素人」として受け取るしかないというか、「音楽にさして興味のない人」として受け取るしかなくて、まさにいまの私がそういう状況かもしれない。だから音楽について語っているようでぜんぜん音楽に関係がないということが起きたりするのかな、と、いまふと。中学校のときの友達にドリカムが大好きなやつ(男子)がいて、スピッツの曲はぜんぶ同じに聴こえるといっていて、スピッツ大好きな私はドリカムの曲はぜんぶ同じに聴こえると思っていた。あと、テクノやクラシックもジャンルでひっくるめてぜんぶ同じに聴こえていた。このあたりなにかありそうな気もする。私が目指すのは実をいうと、老若男女、主義主張趣味関係なく、たのしめるものなのだけれど、いくら単純化というか還元というか抽象というかそういうことをしてそういう普遍性を目指したとしても、結局はぐるっと回ってからしかたのしめないもの、なのではないか、という疑いがある。いっそのこと新興宗教の教祖にでもなった方がいいのかもしれない。いまさっきテレビのCMのような音楽番組に出ていたBoAさんをみていたらなんとなくBoAさんは吉高由里子さんに(吉高由里子さんはBoAさんに)似ている気がした。きょうのめちゃイケの「笑わず嫌い王決定戦」を見ていて、清水ミチコさんのものまねを見ていて、似てるのがなんで嬉しいんだろうねえ、というはなしを妹とする。清水ミチコさんのユーミンのものまねを見て似てるなあーと嬉しくなるのはなぜだろうか。


Ben Folds Five「Brick」
http://jp.youtube.com/watch?v=tP8-1DIAY2o
http://jp.youtube.com/watch?v=DbYDfuf7FKQ
http://jp.youtube.com/watch?v=_JJr480wuXU
http://jp.youtube.com/watch?v=3fJtNEZ9jLI
http://jp.youtube.com/watch?v=8xKxcRL8j8Q
http://jp.youtube.com/watch?v=WWIMQaQ6ZUE
http://jp.youtube.com/watch?v=5V2oBAmniJc
http://jp.youtube.com/watch?v=hO7ZVJTE4LM
http://jp.youtube.com/watch?v=G3oA4a1bz3Q
http://jp.youtube.com/watch?v=2YRi31pxZkc
http://jp.youtube.com/watch?v=bdCh05i9f0s
http://jp.youtube.com/watch?v=pVKAt1wcPWg
http://jp.youtube.com/watch?v=9DTL2qHJITQ
http://jp.youtube.com/watch?v=jvpO4WwNHBQ