ゴロゴロゴロという音が聞こえるけれど、雷なのか花火なのか、いまひとつ分からない。妹がもやしもんの8巻をまだ買っていなかったので、出ているよと教えてあげて、買うように仕向ける。まったく私は論理的じゃないなあと思って、論理について知りたい。何年かまえにも野矢茂樹「論理トレーニング101題」を買ったはいいものの、まったく手をつけずに口笛文庫に売ってしまった。というわけで、なにかあるかなと思い、姉ちゃんと六甲のピザ屋(駅の近くではない方)に行った帰りに、チャリでいったんりそなのATMに寄り、坂道を登って口笛文庫へ。野崎昭弘「詭弁論理学」というのがすこし面白そうなので(といっても、著者もいうように、論理の技術を身につけるハウツー本ではない)、これと末永照和監修「カラー版 20世紀の美術」というのを買う。合わせて950円。店主さんに、プロフィール展のお知らせと協力のお願いをする。面白がってもらえそうな感じ。なんとなく、幅広い人脈をお持ちのようなので、もしよろしければ誰かお知り合いにも・・・、というお願いもする。娘さんがかわいかった。まだ6ヶ月くらいかな。いやもうすこしか。ピザ屋さんでは、前菜盛り合わせとピザ2種(マリナーラ・たまねぎとアンチョビの)、ウーロン茶とジンジャーエールの辛口。ジンジャーエールの辛口はウーロン茶と色が似ているので、これウーロン茶??と思わなくもなかったけれど、ちゃんと辛いジンジャーエールだった。合計4000円。「六甲 ピザ」で検索してみたら、六甲道のチベッタというお店についてのページがたくさん出てくるが、行ったのはここではない。山のほうのミニコープの近く、住宅地のなかにある。神戸大学に行く途中の道。チベッタも気になっている。前菜盛り合わせは、ジャーマンポテト、リコッタチーズと干しトマト(オーブン焼きかも)、サラミとブラックオリーブ、人参のオリーブオイル漬け、ブロッコリーを炒めてチーズをかけたやつ、ポテトスライスにゴルゴンゾーラをのせて焼いたやつ。どれも美味。ピザもカリカリで美味。前菜盛り合わせが来るあいだ、マガジンラックにあった「天然生活」をパラパラと眺めてみる。彼女の実家のあたりにあるカフェが載っていた。いま、真心ブラザーズ「ENDLESS SUMMER NUDE」のライブをyoutubeで見てみたけれど、この曲はライブだとさらによいと思われる。そして、夏の野外コンサートで聞くなら、悪いわけがなかろう、というのが、逆に気に入らなくもある。YO-KINGのTシャツがいい。大学の頃、わりと髪が長めで、誰か友達のめがねを借りてかけてみた、やったか、とにかくめがねをかけてみたらば、 YO-KINGに似てると、キタマクラのピンクに言われた。そして「関連動画」(のスポンサー枠?)にあった、birdによるサマーヌードのカバーがこれがもうつらい。birdさんはわりと好きな方なのだけれど、なんだこの歌い方は。かっこつけた歌い方。堂本剛さんなんかもこんな歌い方するけど。土岐麻子さんによるサマーヌードのカバーもあったが、なぜこうもみんな判で押したように、リゾート!!みたいなアレンジにするのだろう。クラブジャズというか。IBIZAというか。イビザがなにか知らないので、ただのイメージ。土岐麻子さんの歌い方は日本語を母国語としない人による日本語カバーみたい。このまえ100均でサマーヌードをサンプリングじゃないな、ベースにしたラップみたいなのがかかっていて、あれはいったいなんだったのだろう。Aメロ・サビはそのままで、展開のあいだに高速ラップみたいなのが入ってくる。おお、発見した。http://www.youtube.com/watch?v=rbjjH7eOBKA なんなんだろう、これ。ギャル音楽?姫トランスとかいうやつと関係ある?これにピンとくるのは、全人口のどれくらいなんだろう。ミスチル好きは聞かないだろうし、コブクロ好きも聞かないだろう。福山雅治好きも聞かないな。perfume好きも聞かない。エグザイル好きは・・。どうやろ、聞くかな。ドリカム好きは聞かないな。GReeeeN好きは、どうやろうなー、聞かんかなー。固有名詞はオリコンの月間、年間ランキングを参考にした。前菜盛り合わせが来るあいだ、マガジンラックにあった「天然生活」をパラパラと眺めてみる。ページをめくるたび、次々に「よいもの」が出てくる。工芸品、誰かのおすすめ、誰かのお気に入り、人気の作家の「作品」・・・・。さまざまなモノを使うことで営まれる「ていねいな暮らし」・・・。「テレビをみる日 第二回」で横山さんとも話したけれど、「天然生活」とか「クウネル」とかなんでもいいしそれらは単なる一例に過ぎないけれど、生活についての考え方=ライフスタイルというものが近い人々は、身に着けるもの、聞く音楽、食べるもの、さまざまな好み・・・・、なぜかいろいろ似通っている。そっくりだ。「ライフスタイル」っていうのは、生活するときの基本的な考え方、という意味でありつつ、同時にモノの選択=消費の選択基準でもある。だから、こういう画一化が起こる。「ていねいな暮らし」をするにはどうしたらいいか、という行為の問題よりも、「ていねいな暮らし」とはどういうものか、みたいな定義の問題になっている気がする。だから、「ていねいな暮らし」を象徴するモノたちが紙面に溢れることになる。北欧の誰々デザインのカトラリーとか、誰々という陶芸家のマグカップだとか、地方の工芸品だとか。で、いったん定義が終われば、そのデータベースに沿ってモノによるイメージの消費が行われる。と、同時に、さまざまな商品が定義に沿って新たにデータベースに登録され続ける。「ていねいな暮らし」という物語を、それを象徴するモノを消費することによって消費する。でも、なんか、いつもこういうところに落ちるのも気に入らない。消費っていうのは、すべからく、そういうことなのか?それとも見る枠組みがまずいのか。そもそも物語消費やデータベース消費のなにが悪いのか。まあ、たんに身の丈を超えている、ということなのだと思うけれど。で、「ていねいな暮らし」もそれを超えるためにあるようなフシもあるが、つまりメタ「ライフスタイル」というか、といってもやはり、モノが私たちの環境をかたちづくり、モノを介するコミュニケーションが私たちの環境をかたちづくっているので、むずかしいといえばむずかしい。「天然生活」にしたって、「こういうモノ」ないしは「こういうモノの使い方」が「ていねいな暮らし」ですよ、というふうに紙面がつくってあるし、それに意識的かどうかすら、よくわからない。結局は、ファッション誌と同じ機能を果たしているといえなくもない。流行やスタイルをつくって消費を喚起すると。そもそも具体的なモノ・商品によって、暮らし方を考えていこうとすること自体が間違っている可能性もある。これは検討する価値のある問題だ。あと、「ていねい」や「ナチュラル」や「ふつう」についての解釈をそれこそていねいにやっていく必要がある気もする。「ライフスタイル」と称して、個人に「消費の選択基準」の一貫性を持たせることで、消費行動は格段にコントロールしやすくなる、っていうのは、はるかむかしに誰かがすでに言っていることだと思うけれど、趣味・志向の外部化という意味では面白い現象かもしれない。そもそも趣味・志向は外部にあるのかもしれない。自分の選ぶ商品が自分自身をかたちづくる、というのは、はるかむかしからあるキャッチコピーだけれど、これは消費社会における真理なのかもしれない。モノを買う、っていうのは、モノを選ぶことで「それを選ぶ感性」を自分に取り入れること/交換という経済行為、というふうに二重になっていて、自分もうれしい・経済もうれしいという一石二鳥といえば、そういえなくもないけれど、たぶんいまはそれが問題になっているのだろう。前者によって後者が動かされていて、それがなぜかというと、経済の規模があまりに大きくて維持するコストも大きすぎるから、なのかしら。個人的には、「天然生活」みたいなライフスタイルにはけっこう惹かれる。好きか嫌いかでいえば、非常に好きではある。なにかを表現したり、発言したり、するよりも、日々の生活をゆたかにする方がはるかに重要だ。AKUFENなにやってんだろ、と思って、検索してみたら、マイスペースを発見した。http://www.myspace.com/akufunkture いまは南極大陸在住で、ジャンルは「Comedy / Healing & EasyListening」。それにしてもマイスペースっていったいなんなんだろう。「MySpaceについて」より

MySpaceは、世界2億人のユーザーが参加する、
オンラインコミュニティを基にした次世代の“ライフスタイル ポータル”です!!!


MySpaceを通して、あなた自身の個性を表現することはもちろん、友だちや同じ趣味をもつ仲間たちと出会うことができます。
さあ、楽しいMySpaceライフを始めよう!


・自分らしいページを作って、2億人とつながる!
・メジャーからアマチュアまで、音楽が盛りだくさん
・国内外アーティスト・セレブたちとも友達になれる!
・コミュニケーション機能が盛りだくさん
・充実の便利機能
・完全無料で、プライバシーも安心

このまえ、はねるのとびらを見たときに、吉川晃司さんが出ていて、シンバルキックというのが得意技というか、おきまりのステージパフォーマンスとしてあるらしく、youtubeで検索してみたら、あった。http://www.youtube.com/watch?v=V8CNjByooKU なんだか分からんけれどすごい。シンバルの向きを、ステージ前方、吉川側に向けてあるのが、なんかバカバカしくてよい。蹴るためだけのシンバルって。