また佐賀にいる。でも明日もどる。土曜日にまた自治会だから。今度は幹事会。で、土曜日は、いま柏のislandでやってるグループ展の齋藤祐平君の展示のなかでの公園コンサートに出演。出演というのか、なんになるのか、そもそもなにをやるのか。遠隔出演というのか、なんだろか。そして、いま柏のislandでやってるグループ展「NEO NEW WAVE」のパート1に齋藤祐平君が「代入式分解によるコンサート会場」という作品で出展していて、そのなかで演奏をしています。コンサート会場なので。私が演奏するわけではないし、自動演奏もしくは演奏の指示ということでもないけど。齋藤君からは「演奏し「ている」」状態を、というようなことだったのだけれど、誰かが見ているあいだだけ演奏、というような状態をつくることにしました。見ているというか触れているというか、見ている人が「いる」あいだだけというか。今回のこの、齋藤君からのお題について考えるのはとても楽しかった。なにをどうやるにしても、あれ、演奏ってなんだっけ?と考えざるをえない。これはおもしろい。以下、齋藤君のブログ(http://blog.goo.ne.jp/hintandgesture)から引用。いや、転載か。

NEO NEW WAVE


at island
http://islandjapan.com/


Part1 2010.9.3-26
Opening Reception : Friday, September 3rd, 18:00-
穴村崇、有賀慎吾、太田祐司、小左誠一郎、齋藤祐平、高田冬彦


Part2 2010.12.3-26
Opening Reception : Friday, December 3rd, 18:00-
加藤笑平、加藤翼、小鷹拓郎、COBRA、原田賢幸、久恒亜由美


islandは大きい倉庫のようなスペースで、しかも中がいわゆる普通のギャラリーと違いいくつかの空間に分かれています。
僕はその中の、幅4メートル/奥行き12メートルほどの通路のような空間を使わせていただき、「代入式分解によるコンサート会場」という作品を制作/展示します。


「代入式分解によるコンサート会場」は、昨年11月に柏にて行なわれた「わくわくJOBAN-KASHIWAproject」に参加した際制作した「吉見百穴代入」のリミックスバージョンのような作品です。
吉見百穴代入」は、埼玉県にある遺跡「吉見百穴」を一つの方程式と見立て、その穴の一つ一つを変数としてその中に整数としての絵を代入していくという作品でした。
今回の「代入式分解〜」は、そこから方程式を取っ払い整数としての絵を空間に散在させ、さらにその空間をコンサート会場に見立て、音楽家の方々に「演奏」をしていただきます。


絵は今年の5月末頃から描きためていたもので、全て新作になります。
主に板パネルに描いた絵で、72枚出します。


そして「演奏」をしていただく方々は、
aen
asuka tanaka
鶯セヴーチ
演奏者名
大城真
小田寛一郎
神田聡
河野円
竹内光輝
Taxxaka
田中淳一郎 (ju sei)
内藤瑶子
直嶋岳史
中村翔大
biki
古立太一
古田直人
矢代諭史
安永哲郎
の19名の方々です。


今回「演奏」に関しては、会期の約3週間の間何かしらの状態が持続していることを念頭に作曲/演奏をしていただいています。
それはモノによってはパッと見「展示」にしか見えないものにもなったりするかと思いますが、どういうモノが提示されることになろうと今回僕はあくまで「演奏」としてお願いをしています。
コンサートのチラシも配布し、「展示」と「演奏」の境界が曖昧になるような空間が作れれば良いなあと考えています。

演奏をする方々のなかに「演奏者名」という人がいて、あやしい・・。平間君か?だとしたら、かぶってるかもなあ。よなさんから借りて、グレッグ・イーガンの「ディアスポラ」を読んでいる。おもしろい。あとはなんだっけ、濱口桂一郎「新しい労働社会 雇用システムの再構築へ」。今日も武雄温泉に行ったけれど、ひとりしか常連のおじさんと会わなかった。そもそも客が少なかった。なにかあるのか。あったのか。