うちの猫が発情期でニャーニャーじゃないなウァォウーウァォウーと鳴きながら家のなかをウロウロしていて、私の寝ている布団のまわりに一分に一回くらいのペースでやってくるのでうるさい。明日は襖を閉めて寝よう。別にやつのせいではないとはいえ、うるさいのはうるさい。「お気に入野プロジェクト」(http://irinocho.blog.fc2.com/)というのを蛇谷さんのツイートより発見。たしかに、うちの近所もどこにいくにも車。300m先のゴミ捨て場にすら車。ゴミ袋をふたつもって歩いたことがあるが、ぜんぜん歩けた。車は、遠くに自由に行けるのはいいことだけれど、移動中の「あいだ」が薄まるということがある。おっあれなんだと思っても、なかなか止まれないし、あまりよそ見するのもあぶないし。徒歩や自転車やバイクなら止まれるけど。なので、車は基本的には、現在地から目的地までの乗り物ということになり、現在地から目的地の「あいだ」の経験はどうしても薄くなる。もちろん車ならではの風景、気持ち良さというのもあり、快適さもあるけども。「お気に入野プロジェクト」って、なんというかな、自分のいまいるところを歩いてみて、発見や工夫をしてみて、だんだんそこを自分の場所にしていくというのが重要なんだろうなと思って、そこがすごくいい。私はイベントごとに関わるのがあまり好きじゃないので、大きな流れのようなものができるにしても、初めから「みんな」で始めるんじゃなくて、ひとりでやってることが勝手に連結していく感じがいいなと思うし、ひとりでなにかを考えたり始めたりしやすい環境をつくるにはどうするかを考えたい。脱線するけれど、なぜイベントごとに関わるのが好きじゃないかの理由をずっと考えていて(進め方・やり方によっては嫌じゃないこともあるけど)、いまひとつ思ったのは、イベントとなると「やると決めたらやらないといけない」のが嫌だ。「みんなでやる(と決めた)んだからおまえもやれ」が嫌なんだろう。よっしゃやるぞーみたいな「逆らえない流れ」というか。これどうなんだろと思っても、途中で抜けたりは悪いからできないし。だから、自分にとっては、ひとりでゆっくり納得しながらこつこつやってることが連結していくのがいちばんいいと思っている。そういう環境をつくるにはどうしたらいいか考える。