原田曜平「近頃の若者はなぜダメなのかー携帯世代と「新村社会」」と、百合以下、ユリイカソーシャルネットワーク特集と、親父から借りた内田樹「日本辺境論」を読み終えた。読み終えた順。いまは濱野智史アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか」の第三章。菊池理夫「日本を甦らせる政治思想 現代コミュニタリアニズム入門」もいま第三章。今日、話していて気付いたのだけれど、友達が個展やライブをするから行かないと、みたいな、展示(やライブやらなんやら)をして友達同士で見あって、というのは、ほとんどミクシィなのではないか。ミクシィも展示も「足跡」のつけあいのコミュニケーションだし。展示の場合、芳名帳が足跡機能を担っている。ライブの場合は「足跡」という痕跡じゃないけど。コミュニケーションが(も)目的の表現行為に対して特に異論はないし、表現として不純だ!などと憤るような純粋主義というか原理主義というか、そこまでは思わない。ちょっと前まではどうなんやろと思っていたが、やったらいいと思う。それでなにかが満たされるのであれば。そして、みやけをさんに対して、川口君や米子君は「君づけ」だが、私は「さん」づけ。なぜなら年上だから、というか、最初に会ったときに先輩−後輩的な関係をつくってしまったから。現に歳も上だし、音楽のキャリアとしても先輩だ。しかし、私と同じ歳の川口君と米子君が「君づけ」なので、どうしようかなと思う。そのままでいいと思う。そして、みつ君に対しては歳が上なのに「君づけ」だ。どういうことだ。最初の出会い方が友達関係だったからだと思う。明後日はみやけをさん企画のイベントにおじゃまします。再度宣伝いたします。「はたらきかけ」となっていますが、広い意味でいえばなんでも働きかけだよね、というくらいの意味ですので、お客さんに絡んだりとか、蒙を啓いてやる!とか、そういうはたらきかけではありません。毎回やることが変わるし、ぎりぎりまで考えているというだけですけれども。そうそう、栗原ペダルさん、私が知っている栗原さんであれば、いや、ほぼ100%その栗原さんなのだけれど、以前みつ君とやっていたイベントに出演していただいたことがあります。その後、接点があまりなく、ご無沙汰していました。お久しぶりです。

◆合奏の会/第38回公演「SOLO no BAN 4」◆
2月4日(金)19時分開場 19時半開演
九条・FLOATにて http://float.chochopin.net/
見物料 \1,500-


【出演】
小田寛一郎(はたらきかけ)
栗原ペダル(ギターとうた)from バカ卍
武村篤彦(ギター)from 泊
西本さゆり(唄(とギター))from Ett
みやけをしんいち(ソプラノサックスとか)from melagukan


全員ソロの「SOLO no BAN」、4回目は真冬のFLOATの主に2階にて。う
たあり、音あり、謎あり、食べ物も出ます。今回はあまりソロで演奏する事のな
い方々、あっても関西ではなかなか見られない方々にご出演いただきます。色々
なところが刺激される良い機会になればと思います。


<小田寛一郎
1980年佐賀県生まれ、現在は佐賀と神戸と大阪を行ったり来たり。時たま様
々な人から色々な条件や性質や文脈の何かをやる機会を頂くので、それらの条件
や性質や文脈にどのように反応するか考えるのが難しくもあり楽しいところ。た
いていは人前でのパフォーマンス。まれに録音物。最近はそれ以外の場合も多い
です。

<栗原ペダル>
2000年初頭大阪で即興のギターソロでライブデビュー。その後はEXEDEXEX,バカ
卍,NEWMANUKE,マイクロふとしetc...と様々なバンドに参加。友達が増えればバ
ンドも増えるんだなとフと思ったよ。皆ありがとね。

<武村篤彦>
2002年、笹山鳩とともに異色歌謡ユニット「泊」結成。2010年、P-VINEレコード
よりファーストアルバム『唄声の港』が発売。

<西本さゆり>
唄(とギター)。Ettうたの方としても活動。

<みやけをしんいち>
最近はmelagukanや法事アンサンブルなどなどで活動中。主にサックス一本でど
れくらいの事ができるのか、とソロも去年より力を入れている模様。良い意味で
のへなちょこな演奏を探求している節も有り。最近のあだ名に「めがね大仏」が
有り。