昨日は回らない寿司を彼女と食べる。回らない寿司という言い方は寿司が回ることを前提にしている。回るのがあるから回らないのがあるっていうふうにひっくりかえってる。といってもふたりで5800円くらい。酒のまないし。上にぎり(セット?)を2人前、にぎりを1人前、さんまときゅうりのポン酢つけ。グレッグ・イーガン「ひとりっ子」をよなさんに返却。ストーリーがうーん、と書いたのを読んでいて、ちがうねんちがうねん、とのこと。イーガンの「しあわせの理由」という短編集が真のおすすめらしいが、藤井さんがレンタル中。藤井さん曰く、ストーリーとか道具立てというよりも、この人の言わんとすること(問題提起ってことだと思う)がすごい、とのこと。それはたしかにそうだ。そういう方向ではすごく面白いと思った。ひきつづいて、「20世紀SF6 1990年代 遺伝子戦争」というアンソロジーを借りる。いろいろ入っているのと、イーガンの「しあわせの理由」という短編も入っている。夙川で散髪。西北のガーデンズへ。なんとなく歩いてみるが、別になにもない。短パンとはらまきを探してみたが、これといってとくに。あ、アウトドア屋さんでみたタオルマフラーはよかったかも。アクタ西宮へ。ジュンク堂。齊藤誠「競争の作法―いかに働き、投資するか」、Hanno Rauterberg「現代建築家20人が語る いま、建築にできること」。20人。セシル・バルモンド、ギュンター・ベニッシュ、ピーター・アイゼンマン、ノーマン・フォスター、フランク・ゲーリー、マインハルト・フォン・ゲルカン&フォルクヴィン・マルク、ザハ・ハディド、ジャック・ヘルツォーク&ピエール・ド・ムーロン、フィリップ・ジョンソンレム・コールハース、ダニエル・リベスキンド、グレッグ・リン、オスカー・ニーマイヤーフライ・オットー、I.M.ペイ、ロバート・ヴェンチューリ&デニス・スコット・ブラウン、ピーター・ズントー。おおたしかに20人。さわらぎ、変換で出てこないが、このまえ新聞の広告欄で見たさわらぎのいさんの、椹木野衣「反アート入門」をちらっと立ち読みして買おうとして、いったんやめる。面白そうではあった。語り口が、なんだか新聞かなんかの連載をまとめたやつっぽいが違う模様。なんか語りかけ調。最後のあたりだけ立ち読む。ツタヤ六甲道で、桂枝雀、毎回「えだ」と打って変換、「くじゃく」と打って変換し「くじゃく」の「く」を削除。「枝雀落語大全第十四集」、「幽霊の辻」と「雨乞い源兵衛」。「落語名人会17 古今亭志ん朝9 井戸の茶碗/今戸の狐」。ふたつで640円、一週間。当日でもいいっちゃいいけど。「仏陀再誕」やったかな、あのあれ、幸福の科学の、あれが置いてあって、一瞬だけ借りようかと思ったが見たいわけでもないのでやめる。棚をぼーっと見てたら、オリビアニュートンジョンのがあって、「そよ風の誘惑」と「フィジカル」を歌っているのが同じ人っていうのがなんか、あれで、面白い。宇野重規「〈私〉時代のデモクラシー」はあと1ページくらいで終わる。あとほんのすこし。実感に照らしてみて、納得できるところが多々あった。ブックオフからの荷物の再配達をネットで申し込む。