平間君の「Radio moumaku」(http://www.voiceblog.jp/moumaku/)にアップしてもらった、「24kbpsで圧縮したn mb分の無音のmp3」シリーズはかなり平間君っぽいと思って、メディアというか支持体という言い方でもいいけれど、作品(概念・意味)を構成する要素の条件そのものを作品(概念・意味)にしてしまう、というやりくちは、私もやるけど、今回みたいにそれをメインにすることはあまりないので、かなり平間君にひっぱられたというか誘われたかっこうともいえるかもしれないと思って、「平間貴大的小田寛一郎」とかいう名義を平間君と検討したけどやめにした。さて、明日はイベントに出る日だけれど、今回はあまりなにをやるか悩まずにすんだ。珍しいが、悪い兆候かもしれない。坂本さんと大城さんと神田君のライブは東京に行っているときに見れた。坂本拓也、大城真、神田聡、川口貴大カルテット。大城さんは初見。坂本さんもなんだかんだで初見。神田君と川口君の最近の動向も見てなかったので、見れてよかった。カルテットとしては、混沌としていたけれども、かといってそれぞれの行為を整理して構成したところでどうなのかは分からんので、ともかく興味深く見た。なんとなく、相性としては、坂本さんと神田君のデュオが面白そうだなと思う。最近はみんな、聴覚的現象も使うけどどちらかといえば視覚的・物理的現象を多用する空間構成に向かっているのかしらと思った。ら、自分は行為による意味なり概念なりの(伝達としての)遂行なのだな、と思った。パントマイムみたいなものかもしれない。それも一発ギャグ的な。時間・空間の「構成」っていう視点はさほどない気がする。そもそも構成は苦手だし・・。でもいま思えば、風船を飛ばす、っていうのはどちらかといえば空間構成だったな。どちらかといわなくても。東京で、新宿の紀伊国屋で、塩見允枝子「フルクサスとは何か」を買って、読みやすかったので東京滞在の前半に読み終える。このまえのポコペンのイベントのとき徳永将豪さんから、ケージやフルクサスの影響があるんですか?と聞かれたので。関係あるかなと思って読んでみたら、わりと関係ありそうだった。ないところもあるけど。方法論としては近いんだなあ、というのは発見。あと20202ってところでやっている齋藤祐平君の個展で、斎藤君と平間君のCDRと斎藤君の小冊子を買う。お昼休憩のときに新宿から代々木に行ったのだけれど、なんだかんだで2時間ほどかかる。東京滞在の後半の最後の日に青山ブックセンターで、仲條正義vs服部一成「仲條服部八丁目心中」の小冊子を買う。あと、ブックオフオンラインで、大橋良介「美のゆくえ―カント・ヘーゲルアドルノハイデッガー (阪大講義プロトコル)」、太郎丸博 編「フリーターとニート社会学」。商品金額計(税込)¥2,700。東京滞在前半からいったん神戸に戻ったときに、梅田の梁山泊で宮原勇「図説・現代哲学で考える「表現・テキスト・解釈」 (京大人気講義シリーズ) 」500円。実家にて、最近父ちゃんがやたら買い集めている加藤周一さんの本のなかから「20世紀の自画像」を無断で借りる。ああ、思い出した、東京のD&DEPARTMENTに視察?見学?打ち合わせ?営業?というか懇談??に行ったときに、D&USED BOOKSにて(「3冊お持ち込みいただくと、蔵書の中からお好きな1冊と交換いたします。バイヤーは、D&DEPARTMENTにいらっしゃる皆様です。」とのこと。このアイデアかなりいいと思う。http://www.d-department.com/jp/project/d-recycle/d-used-books/ まったく管理なしにどんどん本が循環するらしい。本棚の内容もいい感じにバラバラで面白い。図書館でも新刊書店でもないのはもちろんだけれど、かといって古本屋とも違う感じの集まり方)、交換する本を持ってなかったので定価の30%でJ・モ-ティマ-・アドラ- , V・チャ-ルズ・ド-レン「本を読む本」を買う。これはそろそろ読み終わる。さらに昨日、一昨日か、もブックオフオンラインにて、篠原一「市民の政治学―討議デモクラシーとは何か」、佐藤尚之「明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法」、ロバート・A. ダール「ダール、デモクラシーを語る 」、ハンス・ケルゼン「デモクラシーの本質と価値」。商品金額合計(税込)¥2,100。あっ、今日は彼女のおうちからの帰りに丸ビルのタワレコに寄って、サンガツ「5つのコンポジション」を買う。