「We will we will rock you」をエキサイトの翻訳にかけたら「私たちは強く揺すぶるつもりです。あなたを強く揺すぶるつもりです。」とのお答え。土井隆義「「個性」を煽られる子どもたち―親密圏の変容を考える」は帰りの電車と風呂を沸かすあいだと風呂のなかで読了。ブックレットなのですぐ読める。だいぶまえに、アートにアートと無関係な欲求なり欲望なりが流れ込んできている気がする、と書いたような気がするけれど、それはだからいけないということではなく、なんでそうなるのだろうという興味があるということで、だから実のところはアートに興味があるのではなくて、それに流れ込まざるをえない欲求なり欲望なりの方に強い興味がある。ということが、社会学っぽい本を読むとよく分かる。自尊感情とか個性とかナルシシズムとかが、現在の「生き辛さ」と「アート」を繋いでいる。そして自尊感情とか個性とかナルシシズムとかにうまく働きかける詐欺まがいの商売もどんどん出てくる。でもまあアートの面白い部分は、ちゃんと生き残ると思うので、そこらへんは心配しなくともよい。それよりも、アート依存症というか、表現依存症、いや、「やりたいこと」信仰をどういうふうに考えたらいいいかがいちばん厄介なところ。自分の「やりたいこと」でしか社会もしくは人と繋がりたくない、っていう考えをどう捉えたらいいのかしら。自分の「やりたいこと」と、社会に欠けていることなりなんらかの問題なりなんらかの要請なりがうまくかみあうことなんて稀で、「オレはオレだ!」っていうために「やりたいこと」をやろうとしているわけだからこれは当然だけれど、まあかみあうとしたら「金づる・カモ」としてだろうか。金づるやカモになりたくないのであれば、別の方向を探さないといけないと思うのだけれど、どうなんだろう。専門家と素人のあいだの(自分でもやってみる)愛好家なるものが抹殺されてしまったのも関係ある気がする。抹殺されてしまったというか、素人の方に統合されてしまった。昨日の日記の建築雑誌、「建築と日常」というものでありました。http://kentikutonitijou.web.fc2.com/ テーマは「建築にしかできないこと」でありました。長島明夫さんという方の個人誌とのこと。有名どころも揃っているのだけれど、ギャラとかどうしているのだろう。ああでも取り扱い店のところを見ていたら売り切れ続出のようなので、売上でペイできるのだろうか。なつかしい、夏、つながり。このドラマ見てない、たぶん。なんというか、こう見るとドラマってなんかバカバカしいな・・。みんなバカバカしいと思いながらも、分かって入り込んでるんだろうな。ドラマが人々に与えた影響を社会学的に分析してる本を読んでみたくもある。

COBBLESTONE JAZZの新譜が3月24日に出るらしいが、ディスクユニオンのサイトで試聴するかぎり、なんかクラブジャズみたい。もともとそういう感じはあるけど。ん、J-WALKのボーカルの人とルビーの指環の人ってなんか似てる。そうでもないか。おっさんでヒゲってだけか。

どうでもいいけど「安全地帯」ってバンド名はかなりすごいと思う。安全地帯って。バンド名に。安全なのかそこは。大学時代の友達がキタマクラっていうバンドをやっていたが、これもけっこうすごいと思う。wikipediaの「安全地帯」の項より。

結成当時は別のバンド名だったが、かつて旭川市を走っていた路面電車旭川電気軌道)の電停にある安全地帯の標識が、Victoryの頭文字Vに似ていたことから、バンド名が「安全地帯」になった。

英語表記は、「Safety Zone」。交友のあるミュージシャンの一人、さだまさしが休暇でハワイに行った時、職業柄、ハワイの音楽スタジオに行ってみた。今、どのバンドが使っているか今日のスケジュールを見たところ、「Safety Zone」と書いてあったので、さだはどんなバンドかと思って覗いてみたら、安全地帯が演奏していて玉置が歌っていたので、吃驚した。というエピソードがある。