スタンリー・フィッシュがやはり気になったので口笛文庫で「このクラスにテクストはありますか」。裏表紙より。

あらゆる対象は発見されるのではなく作られるのであり、われわれが発動させる解釈戦略によって作られる。というのが結論である。しかし、だからといって、私は主観性に与するものではない。対象が作られる手段は社会的、慣習的なものであるからだ。つまり、詩や課題やリストを世界に生み出す解釈作業を行なう≪あなた≫は、共同体的な≪あなた≫であって、孤立した個ではない。

なんとなくニーチェっぽいといえばニーチェっぽい。