帰ってきてくつしたを脱いだら、なにかに刺された跡が増えている。ノミっぽい。くつしたにいたのか、ひょっとして。ちなみに、お風呂に入るときに、刺されたあたりに熱いお湯をシャワーでかけると、熱で痒さが倍増して、うおー痒い!!というのを我慢するのが、逆になんか気持ちよかったりします。おすすめです。「テレビを見る日 第2回」、明日です。というか、もう始まっています。→http://tv.chochopin.net/ 今日は夜からFLOATにて、6月6日、もうあさってだけれど、に向けての緊急作戦会議。「テレビをみる日」の準備もあるのに申し訳ない気持ち。山本握微さん、よなさん、と3人で。アサダ君は用事のため欠席。なんだか、今回は、かなり困難な道を選んでしまったかもしれない。握微さん、よなさんは、自分のことのようにいろいろと考えてくれる。アサダ君も昨日の電話でいろいろとヒントをくれた。なんというか、これはけっこうすごいことかもしれない。よなさんにはすこし前から相談はしてたけど、アサダ君、握微さんは出演依頼が昨日だったにもかかわらず、積極的にアイデアを出してくれる。今回やろうとしていることのテーマに4人ともそれぞれになにかしらひっかかっているから、かもしれない。http://d.hatena.ne.jp/k11/20090415http://d.hatena.ne.jp/k11/20090417に書いているような、チケットノルマというか、ノルマ制度にまつわるもろもろや、自費出版や貸しギャラリー・ライブハウス・クラブ・ホールのレンタルなどの「表現機会提供サービス」にまつわるもろもろや、表現活動をおこなう上での金銭的な問題、ひいては「なにかを考え・つくる」ことと「生活・生きること」の関係について、私たち4人はわりと気になっていて、もちろんノルマ制度に物申す!とかいう単純なことではなく、私自身としては、否定や非難という意味ではなく、吟味・検討するという意味で「批判」的に考えることが目的。ちなみに、wikipediaの「批判的思考」の項(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%B9%E5%88%A4%E7%9A%84%E6%80%9D%E8%80%83)によると、

「批判」という言葉は反対する、受け入れない、などのイメージから「否定」という言葉と同義で用いられるケースが少なからず存在するがここでいう批判とは情報を分析、吟味して取り入れることを指しており客観的把握をベースとした正確な理解が必要とされる。「否定」という言葉はその情報自体を拒絶するという意味合いが強くまた主観的要素を含んでおり「批判」という言葉の意味とは隔たりがある。

とのこと。とはいえ、正直なところ、私たちがこれらもろもろのテーマについて客観的把握を持てているかというと、微妙なところではあるので、そこいらについては、意見をいただきたいというか、それこそが目的であるかもしれない。でも、はっきりいって、今回のイベントの趣旨とはまったく関係なくなってしまっているし、場合によっては楽しくやっているところに冷や水を浴びせ掛けるようにもなってしまいかねないのだけれど、私なりに真面目に考えた結果、やはりノルマ制度について考えるきっかけになってくれた今回のイベントで(出演依頼をいただいて出演させていただくわけだけれど、とはいえ、少ないとはいえ、チケットノルマが4枚あることがオファー後すこしして判明。そのことにどうこういうのは別にないけれど、ノルマ制度については、いままでそういうふうに出演者へリスクを分散するかたちのイベントに参加したことがなかったので、いや高校のときにコピーバンドやってる仲間同士でライブハウスを借りてやったことはあるけど、正直なところ、戸惑ってびっくりもしたが、どうやらそういうシステムをベースに動いている世界のようだし、それはそれで筋が通っている。ステージに立ちたければ、お金が要る。というか、「お客を呼ぶ責任」を「リスク担保」のかたちで負わなければならない。それが個々の出演者に分散されているのがミソ。ライブハウスはボランティアでやっているわけではない。とはいえ、今回に限っていえば、ライブハウスはイベント開催のリスクはまったく負っていないように見える。レンタル料でもろもろの費用がまかなわれるわけで、つまり、その費用じたいは、出演者が負うノルマおよび主催者が支払うレンタル料でまかなわれるわけで、もちろんそこに利益も含まれているわけで、そう考えるとわりあい楽しい商売のようにも思えるけれど、どうなんだろか)、それにまつわるなにかをする方がよいと判断した。主催の神谷さんも、そのへんのことは汲んでくれているように思う。もちろん、土足でズカズカ入り込んで、冷や水をいきなり浴びせ掛けるようなことには、ぜったいにならないようにと考えていて、そのへんが難しいところ。というか、難しいのはそこだけか。というわけで、上記のテーマを考えるにあたり、私の考えうる最高のメンバーになったような気はします。アサダワタル君は大和川レコード名義での芸術活動のほか、築港ARC(アートリソースセンター)のディレクターでありSJQのメンバーでもある。山本握微さんは会社員として生活しながら芸術活動を行う『普通芸術家』を標榜して、演劇(劇団乾杯主宰)を中心に多様な芸術活動を行っています。米子匡司君は、音楽家プログラマーで、オフィス兼開放型ワークスペースのFLOATを管理運営。SJQのメンバーでもある。なので、割と本気で、ちゃんと実のあるはなしができると思います。それをどうやるかで、ひどく迷っていますが。あ、みつ君とも今回のテーマと近いはなしをこの前した。やっぱりみんなどこかで直面していることなのだとは思う。というわけで、以下、6月6日のイベント詳細を再度。主催者、神谷さんのコメントつき。

今回のパーティーイベントは、「雨音クレッシェンド」という曲をテーマに梅雨の季節を選んで企画しました。
個人的に雨という奴には猛烈なエネルギーを感じます。
彼が降り注ぐ時、地上で様々に主張する全ては否応なしに身を委ねる様に思えます。
街を行き交う人々、その手には色とりどりの傘、公園に並ぶ原色のブランコや滑り台やジャングルジム、、、カーラヂヲに合わせて口を動かすトラック運転手の表情、、、、パチンコ屋や風俗案内所のけばけばしいネオン、、、
しかしどうでしょう?雨の中のそれらは色彩を放てば放つほどに無言で溶け合う様に佇み、いつの間にかそれぞれの距離を縮めてしまっている様な錯覚に、僕は陥るのであります。
実はその「雨」の持つノスタルジックで傲慢なエネルギーを借りて今回のイベントをまとめようという試み。(卑怯なタイトルづけだったりするのですが、、、)それとともに同じ屋根の下に集まる皆さんとの距離を縮め、各々の作品や演出の魅せ合いによる今後の発展を期待しつつ、(ホラっまさにクレッシェンド!)素晴らしい一夜になることを願って企画させてもらいました。
ありゃりゃ、長々と付き合わせてしまってスミマセン。
とにかくイベントなんてのはごちゃ混ぜが楽しいわけで僕にまとめる力なんてありませんという放棄、丸投げ感を、頼りないと思って頂きながら手を貸して貰えたらこれ幸いでございますの。
6月6日!盛り上げましょう!!よし!


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"雨音クレッシェンド〜handbell records shower-party vol.1〜"
2009.6/6(sat)
中津Vi-code
Open 17:30
Start 18:00
Ticket \1500(当日のみ)
1Drink代を別途500円お支払い下さい。素晴らしいアーティストが揃ってますので出来る限りゆっくり過ごして頂きたいと思います。アルコール、ソフトドリンク、軽食も揃ってます。


☆Live Act
[1F main stage]
●fiction news paper
1981年静岡県浜松市出身、大阪市在住のシンガーソングライター神谷健悟のソロユニット。
日常の景色が、涙で滲んでしまう事や目眩でボヤけてしまう瞬間に安らぎを感じる過激派かつロマン派。
孤独なベッドルームに素っ気なく漂い蔓延る様な癒し系音楽を目指していますが、たまに誤作動して「踊ろうよ!歌おうよ!」と誘い掛けます。。
たまに誤作動して「踊ろうよ!歌おうよ!」と誘い掛けます。。
今回は自身のレーベルhandbell recordsのパーティーイベントホストとして、 特別に豪華なバンド編成で出演します。
●indoor
2008年結成。
ギター、ラップトップ、ドラム、オモチャで構成。
不思議な女5人組謎のgadget band☆
●小田寛一郎
1980年佐賀県生まれ。神戸市在住。音の出るもの、出ないもの、その他なんでも使う。
誰もが理解できるようなわかりきった行為からでも、誰もがそれぞれにいろんなことを感じ考えているはずだと信じて、そのつど思いつく限りの様々なかたちで、人・空間・時間、その他いろいろへのはたらきかけをおこなっている。
趣味はかんがえごとと読書。
●久保田和之
2007年4月21日、大阪谷町九丁目cafe onedropにて弾き語りを始め、現在に至る。
定期的に『夜のスキマ』というイベントを主催。
日々の生活における出来事や、湧き上がる様々な感情、それを歌に。
U.Sインディーやフォーク等を好んで聴いています。
●The Almonds
Gt.Vo. Zucky (ex-ROMEO) とBa. やぶしんの2人がカフェで無駄に煙草を吸い続けたりスタジオでのセッションを幾度か重ねた結果 Gt.Bonnie、Dr. Tomy が加わるコトで2009年1月結成
個々の様々なルーツを活かし懐かしくも新しい独自のR&Rを奏でる4粒のアーモンド。
●チンカスポンタン
昼間は中崎町でハサミを揮い、夜には目を疑う衣装でギターとお出かけ。
そんな美容師ンガーソングライターのドビンゴアキタ氏が呟いた。
「バンドはじめたんよ‥なんちゃってれげぇバンド。」
さぁ!これは期待です!その名もチンカスポンタン!!(笑)
●松下洋士(moopy)
バンドmoopy所属。自分の背丈に合った歌をうたいます。
大事なコトはきっとシンプル。あなたにだって届くでしょう。
●こいぬ
奏でる事も、吐き出す事も、焼き付ける事も、
潰されない為の、潰れない為の、「潰し」です。
●Hatmanいっぺい
オープンGチューニングのギター奏法の可能性に魅せられてオリジナル曲で古典的なブルースを追求してみようと思い立ち、2009年活動開始。
ハットがないと真っ直ぐ歩けないくらいトレードマーク化していることから「HATMAN」の異名を持つ。
世の理と男女の悟りを説いていくエセ宣教師スタイルの歌詞は最近のお気に入り。


[2F sub stage]

☆Live
●松下洋士(moopy)
●いっぺい
●こいぬ

☆Exhibition
●松下洋士(moopy)
●こいぬ
●siki
たまに日記みたいな歌を歌ったり日記みたいな絵を描いたりしています。
普段はHPに載せる程度でちゃんと「作品」として展示させて頂くのはほぼ初めてなのでどうなるか分かりませんが楽しく観てもらえたら嬉しいです。
写真は、空気や関係が写るもので撮っているその時が一番大事だと思っています。
よろしくお願いします。

●江田有未
1985年生まれ。岡山県出身。大阪市在住。
2005年「何かせにゃいけん!」と思い、絵を描き始め、自分に一番身近な『ホームシック』をテーマに絵を描き続ける。
2008年に初個展『homesick!な展覧会』、2009年に第二弾『homesick!な展覧会〜ここが日本の首都なのか!?〜』を開催し、死ぬまでに『ホームシックな展覧会全国ツアー』を行おうと密かに企みながら、ぼちぼち活動中。
残り45都道府県!
http://yaplog.jp/tsurezuretto/

●丸本佳奈子
1985年生まれ。兵庫県出身。
人物の顔を化粧するような感覚で描いています。
5月23日にイベント『LOVE DAY〜愛の日〜』ではライブペインティングで参加予定。
http://magiccircle.blog17.fc2.com/


イベント当日に先駆けて5/13〜6/6まで設けられた展示期間中にはお客様にも参加して貰えます。
「雨」をテーマに用意された、作家ごと五つの作品(絵画、写真)へ投票をして頂き、票の多かった作品がfiction news paperの"雨音クレッシェンド"のCDカバー画になります。こちらにも是非参加してあげて下さい。


↓主催の神谷健悟(fiction news paperリーダー、handbell records社長)からのイベントPRです。
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘
今回はじめてイベントを企画させて貰いました《∵》
せっかくなのでテーマを作ろうと考えた時に、好きな物を一つ選ぶとしたら雨でした。僕の作った曲の中に雨の歌があって、そのタイトルにちなんでテーマを決めさせて貰いました。
ある雨の日に横断歩道を眺めていたんです。
雨音の波紋が次々生まれては消える水溜まりがヨコシマに被さって拡がっているのを。
その中に点滅して映っていのは歩行者信号の青色で、立ち止まる人々は色とりどりの傘に守られていました。
顔をしかめて走り出す幾つかの足音が加速して彼方側に渡ろうとするのを、、、パチンコ屋のピンク色のネオンが普段のケバケバしい主張よりも優しいサインを送る様に瞬きながら見守っている様に見えました。
信号が点滅を終えて、水溜まりに映った赤もそんなに否定的ではない気がしたのです。
雨の日に映る景色はどれも不思議な統一感を帯びてしまうから好きなのです。
今回のパーティーイベントは色々なアーティストが自分達のカラーをぶつけ合い魅せ合いながら、何かしら一体感を持ってお客さんを巻き込んで楽しめるような素敵な夜になればと思います。
♪6月6日に雨ザアザア降ってきて♪(かわいいコックさん)
雨が降るかどうかは判りませんが…是非大切な傘をかざしてお越し下さい。
大きな傘に入ったら、一人分の小さな傘は入り口に預けて、Vi-codeの屋根の下で一緒に楽しみましょう。出来る限り素敵な空間を用意してお待ちしてます。
こちらの屋根をお借りして↓


中津Vi-code
〒531-0071
大阪市北区中津3-1-19
tel.06-6371-6559
http://www.vi-code.com/
晴天中止(嘘)
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