金曜日の時点ですでに喉が痛くて、市販の風邪薬を飲んでKAVCに行ったのだけれど、帰りに新開地から三宮まで歩いたのが良くなかったのか、というかたぶんそれくらいじゃびくともしないくらいの病魔がやってきていたのだと思うけれど、土曜日に起きると身体がフワフワしてとにかく熱い。なので土曜の約束2件をキャンセルして、コープへうどんとポカリを買いに行く。で、うどんを食べてしばらくごろごろするが、とにかく熱い。熱があるのはもう分かりきっているので、もう計らない。頭が痛いのと熱が下がらないので、夜には市販の風邪薬を飲む。日曜になっても熱が下がらないので、また市販の風邪薬を飲む。いったんは下がるけどまた上がる。そして薬を飲んで楽になったときを見計らって、なんとなく、桑野隆「バフチン―“対話”そして“解放の笑い”」を読み始める。ドストエフスキーを読んだのは半分はバフチンを読むためでもある。薬を飲むとご飯が食べられるので、夜は友達と姉ちゃんと3人で自由軒の出前。焼き飯とオムライスとビーフシチューとポタージュスープ。姉ちゃんによると風邪薬で熱を下げずにいったん汗をかけ!とのことなので、飲まずに我慢して寝ようと試みたが、熱と頭痛のため寝られず月曜の午前3時に市販の風邪薬を飲む。このとき試しに体温を測ってみたら、39.8℃で、おおっこんなに!と驚く。せいぜい37℃くらいだと思っていて、寝たり起きたり、寝ているのか起きているのかを繰り返して9時になったので、病院に行こうかと支度する。サイフにお金が入ってなかったので病院に行く途中にあるローソンでおろそうとしたらATMがなくて、逆方向になるけれども仕方がないのでセブンイレブンに行ったらお取り扱いできないらしく、時間的なものなのかなんなのか。仕方がないので野菜ジュースを買い飲みながら駅のATMを目指すものの、ローソンとセブンの件で心が折れたので、だんだんしんどくなってくる。ばんどうの隣のデイケアセンターみたいなところの前にある、木のベンチだかなんだかよくわからないちょっと高くなったところに座り休憩。しばらく休んで駅まで歩き、駅のATMでお金をおろし病院で、病院は小児科・内科なので、ちびっこばっかり。4月にも同じような症状でこの病院に来ていて、それと同じだけれど、今回はちょっとひどいとのこと。喉が炎症を起こして化膿しているらしい。それで熱が出ると。抗生物質入りの点滴を40分ほど。その間、診察室の先生とちびっこのお母さんたちの会話が聞こえていて、最近どうも喘息が多いようだ。で、点滴が終わり、1分くらいしてから起きてくださいと言われたけれども、そう言って看護師さんはどこかに行ってしまって、いったん起き上がって、どうしたもんかこのまま出てもいいのか分からないまままた寝っころがっていたら、さっきの看護師さんがやってきて、おださん、もう起きてもいいんですよ、とすこし苛立ちながら言われていると先生がやってきて、明日一日様子を見てください、というようなことを言って、そこでいちおうひと区切りついたので診察室を出る。しばらく待ってお金を払い、すぐ近くの薬局で薬を待っていると、開けていたドアからハチっぽい虫が入ってきて、女性の薬剤師さんが虫取りアミで捕まえて外に出していた。虫取りアミが常備してあるということは、しょっちゅう虫が入ってくるのだろうか。それならドアを開けなければいいのに。なんかだんだんしんどくなってきたので、このへんでやめよう。とにかく高熱の時は、意識が同じところをループするので、しんどい。眠りに落ちても、眼球くらいの大きさの表面になにかの文字が書いてある透明のキューブが横や縦にいくつか結合したり分離したりを繰り返すさまが頭に浮かんできてすぐ起きる。で、また眠りに落ちると、眼球くらいの大きさの表面になにかの文字が書いてある透明のキューブが横や縦にいくつか結合したり分離したりを繰り返すさまが頭に浮かんでくる。まったく同じ短い夢を延々見続ける。これはけっこう辛い。病院から帰ってきてワッフルを食べて薬を飲んで毛布をかぶって寝ていたらやたら身体が熱くて、熱を計ってみたら40.2℃だった。