■hirama:
つかぬ事を聞いてもよろしいですか?

■自分:
へい。

■hirama:
といっても簡単
コンピ1の小田さんの聴いて凄く面白かったのですが、

■自分:
ありがとござます。

■hirama:
インタビューみたい(笑)

■自分:
まさに。

■hirama:
あの作品もの派への意識ってありますか?
あらら、もの派!

■自分:
このチャット自体を保存できたらいいけどねー。
もの派?あのもの派?

■hirama:
リーウーファンのもの派。

■自分:
ぜんぜんないな。。少なくとも自分のなかではつながりはないねえ。
もの派的?

■hirama:
なんとなく。

最終メッセージ 水曜日 3:28

■自分:
事象をそのまま合わせちゃう、みたいなところはどこか通じるのかも。

■hirama:
聞き方によっては気持ちよくも聴こえるけどあまりそうは聴きたくないし、でも音楽的には聴こえなくて、

最終メッセージ 水曜日 3:29

■hirama:
雨の音と拍手の音をただそれだけっていうのも聞こえが良いけど、

■自分:
おお、そうね。たんに雨の録音としても、聴ける、ようにはしてるし、そういうふうに聴く人はたくさんいると思う。でもどっちでもよくて、あの録音はたんに自分の意味付けのシステムを映す鏡でしかないからね。
あ、自分ちゅうても、聴く人それぞれのことね。

■自分:
えーと、なんかしらんけど、固まりましたが、復活しました。

■hirama:
おお、寝てしまったかと思った(笑)

■自分:
自分のシステムを映す鏡のために雨に拍手?やったっけ。

■hirama:
そうです、前の文章消えてしまったんだ。

最終メッセージ 水曜日 3:38

■自分:
いつも僕の場合、自分のつくったものの使い方を知るのは、つくったあとで、なので、そういうつもりでつくられてはいないね。思いついたきっかけは、「雨に拍手」っていう文章あのまんま。

最終メッセージ 水曜日 3:39

■自分:
使い方というか、解釈だけどね。自分で自分のつくるものになにかの意味を込める、というのは信じてないから。自分もひとりの解釈者でしかない。

最終メッセージ 水曜日 3:40

■hirama:
おお、ではあの解説の文章もそのままって感じですね。

■自分:
そうであります。何の解説にもヒントにもなってないけど、それは誰も解説もヒントも持ってないから。(笑)でも、「雨に拍手」しただけ、っていうのは実はありえないし、それを鵜呑みにするのはよくない。

最終メッセージ 水曜日 3:43

■自分:
といっても、ありうる解釈の範囲を決めたのは僕だけど、その範囲は知りえない。ないかもしれない。

■hirama:
cdrを再生する側になると、雨に拍手をしたというより、雨の音と拍手(らしき)音しか聴こえないっていうのもありますよね。電車も入ってるけど。

最終メッセージ 水曜日 3:47

■自分:
ほうほう。あと、つくったあとに、パフォーマンスの記録ですか?って人に言われて(パンタロンってギャラリーの椎屋さんなんだけど)、そういう側面もあるかもなあと思ったけど。

■hirama:
記録の為のパフォーマンスではありますね。

最終メッセージ 水曜日 3:50

■自分:
たしかにそうね。パフォーマンスとしてはたぶん成立しない。しょうもなさすぎて。「雨に拍手」で検索すると、スマップの中居君がそういうことをコンサートで言ったらしい、という情報が出てくるけど。(笑)録音ありきのことではあるし、それは意識してたね。知覚のチャンネルが聴覚だけに絞られてるからこそっていうのはあると思うなあ。

■hirama:
パンツ一丁でもわからないし(笑)

最終メッセージ 水曜日 3:53

■自分:
そうそう。もし仮にパンツ一丁であることに行為の意味のポイントがあったなら、聴覚に絞るのは明らかに失敗。(笑)

■hirama:
その失敗を笑うしかない(笑)

■自分:
笑うしかないけど、笑えもしない。(笑)

■hirama:
でもひとたび録音されてしまったらりっぱなしょうもないパフォーマンスとして成立しますね。

最終メッセージ 水曜日 3:55

■自分:
そうかもね。(笑)隠れ蓑ですわ。「隠れ蓑」っていうのは僕の活動になにかしら共通するかも。なにかを隠れ蓑に、というか、大義名分をでっちあげる、というか。

最終メッセージ 水曜日 3:57

■自分:
そのままじゃ明らかに「ナシ」なことを、何かを隠れ蓑にやっちゃう、っていう。「ひかがみ」っていう朗読バンドもそう。「ヨッシーのたまご」攻略本と中原昌也と母親からの手紙がなぜか共存する。(笑)その「なぜか」を取り出すわけだけれど。

最終メッセージ 水曜日 3:59

■hirama:
それ結構重要だなぁ。僕が雨に拍手聴いた時は湯川潮音の後で、下らなさ(失礼)が倍増というか。

■自分:
いちおうバンドで、いちおう演奏していて、ついでに朗読してる、ような素振りで。(笑)言語が作り出す概念の空間って相互に阻害しないんだよね。並列じゃなくて、混じり合ってるけど輪郭がなくなるわけじゃない。これをなんというのかは分からんけど。

最終メッセージ 水曜日 4:04

■hirama:
和声?
でもないか、それはメロディーの和声
意味の和声?

最終メッセージ 水曜日 4:05

■自分:
下らないのか、下らなくないのか、下らなくなくないのか、下らなくなくなくないことないのか。和声ねえーー。どうやろか。そうかもしれん。言語の特性、ないしは、脳の構造、みたいなもんかとも思ってるけど。

最終メッセージ 水曜日 4:08

■自分:
おっ、そうだ。下らない、のはなしが出たけども、僕らって、別に下らないことをやりたいわけじゃないじゃない。さらにいえば、下らないを下らなくない、って言いたいわけでもないよね。どう?

■hirama:
あぁ、あんまり下らないかどうかは問題じゃないですね。そう言われる事はあるけど。
ってさっき自分で言ってる訳ですけど(笑)

■自分:
そりゃあるだろうねー。(笑)僕の場合、とりあえずの「分かりやすい」入り口として、そこからご案内することはあるから、僕の誘導でそう言われるわけで。(笑)平間君と同じく。

■自分:
このあたり、いまひとつ詰めきれてないからなんともいえんけど、「下らない」という固定した価値を帯びたものをつくるわけじゃなくて、たんに思考のきっかけでしかないからねえ。「問い」ですらないかもしれない。といっても、どんな対象からでもなにかしらの意味を取り出せる、と全面的に信じてるわけではなくて、考えるモチベーションとして、そこを信じるのはアリかと。

■hirama:
くだらなさはちょっと難しいかもなぁ。自分で何が下らないか解らない(困)

最終メッセージ 水曜日 4:20

■hirama:
意味の無さを考えるモチベーションになります。
訂正:意味の無さを考えると、モチベーションになります。

■自分:
そりゃ、そうだ。(笑)僕の場合はとりあえずの一般的な「下らなさ」を参照してるだけだしねえ。なんとか想像して。こういうのが下らないんじゃないだろうか、とか。(笑)でも入り口が「下らなさ」っていうのは、屈折してるというか、ぐるっとまわって戻ってきた人にしか分からないんじゃないか、という恐ろしさはあるよね。でもたぶんぐるっと回ってなくても「素直」な人なら、「下らない/下らなくない」を超えたところで考えられるよね、たぶん。そこを信じてるけど。僕は。
意味の無さとか下らなさとかね。

最終メッセージ 水曜日 4:25

■自分:
そもそも、自分がぐるっと回りきっているかどうかさえ誰にも分からない。(笑)言ったもん勝ちというか自己申告の世界にはあまり未来が見えない。(笑)

最終メッセージ 水曜日 4:26

■hirama:
下らなさみたいなのは王道があってのものですかね。

■自分:
ちなみに、「つかぬことを〜」から実はウィンドウズのメモ帳にコピペしていて、このやりとりは保存されています。そして、僕の日記にアップされる可能性が非常に高いですがどうでしょうか。

最終メッセージ 水曜日 4:28

■自分:
あっ、そうだね。たしかに。王道に寄生している感覚は常にある。なにが王道かといえば、本当に一般的な感覚、つまり、普段の自分の感覚でもあるけども。

■hirama:
大丈夫ですよ。

■自分:
大丈夫じゃない可能性はないと思っておりましたよ。(笑)

■hirama:
この寄生虫

■自分:
誰かを誹謗中傷してるわけじゃないしね。ライブの打ち上げの会話じゃないしね。(笑)
寄生中。

最終メッセージ 水曜日 4:31

■自分:
とか書くと、遠くに危険地帯が見えるくらいまでには、危険地帯に近づいているわけだけれど。

■hirama:
誹謗中傷じゃない意識はあるけど、境目を見たい。と同じ様な事を。。。
スキップしたい。

■自分:
境目ね。スキップ?早送り?

■hirama:
スキップスキップランランランのスキップです。
ハイジの

最終メッセージ 水曜日 4:35

■自分:
えーと、ではですね。スキップは置いといて、たったいま、平間貴大「リズモドシ」を聴いているのだけれど、ピヨヨヨンって音を串というか軸に、さまざまなロケーションでの録音を繋ぎ合わせる、っていうのが、ここで行われていることなのかなーと思いますが、どうですか?それがなにかまでは考えきれてないけど。ピヨヨンは一種の隠れ蓑かなとも思う。

■hirama:
寄生の話だと、寄生先は結構重要な気がします。

■自分:
帰省先は実家ですよ。
というのと同じかもしれない。

最終メッセージ 水曜日 4:38

■hirama:
ロケーションは一つです。部屋での録音のみ。
全く同じやつが2つと半分入っています。

最終メッセージ 水曜日 4:40

■自分:
お、そういうことかー。ほー。そしたらピヨヨンもまったく同じよね?2つと半分ってなに?(笑)

最終メッセージ 水曜日 4:42

■hirama:
ピヨヨンも全く同じです。15分半位に2秒程度ブランクがあって、また同じ15分半が入っていて、また2秒程度ブランクがあり、今度は先ほどの半分程度入っています。

最終メッセージ 水曜日 4:47

■自分:
全く同じやつが2つと半分だ。(笑)「モドシ」っていうのがあったから、どっかで逆再生(リバース)するのかとかも思ったけど。こういうピヨヨンじゃなくて、単なるピーだったら、リバースしても同じだし。これもまあけっこうバカバカしい。
その半分っていうのが重要だね、たぶん。

■hirama:
ありがとうございます。私は"帰省先は実家です"が悔しい。

■自分:
リバースしても、まったく同じ、っていうロケーションとシチュエーションを探したくなってきた。(笑)

■hirama:
それ面白い!回文状況!
回文曲

■自分:
探せばあるよね、たぶん。音の波形が非対称でなければいいだけだから。

最終メッセージ 水曜日 4:53

■hirama:
コピーして反転して後ろにくっつける事ができたらすぐです。

最終メッセージ 水曜日 4:54

■自分:
おっ、思いついたぞ!川の音を録音して、順再生は右、逆再生は左。回文になりきれない、なんとなく微妙な違和感がいいかもよ。

■hirama:
聴いてる人が一回転したら面白い。

最終メッセージ 水曜日 4:58

■自分:
順か逆かじゃなくて、変化のベクトル、変化の向きが「時間」だ、っていうのは、たしか、橋元淳一郎「時間はどこで生まれるのか」の結論だったような。
エントロピーが増大する限り、なんらかの変化のベクトルがある限り、時間は生まれる!、っていう。たしかこういう結論だったかと。

最終メッセージ 水曜日 5:01

■hirama:
おお、逆は普通に考えられますね。

最終メッセージ 水曜日 5:02

■自分:
いまのこの回文アイデアで面白いのは、逆を逆と考えない(で済む?)可能性がある、ということだもんね。逆かどうかはもはや関係ないと。

最終メッセージ 水曜日 5:04

■hirama:
逆かどうかじゃない、それは何か、みたいな(笑)

■自分:
だからどうや?っていうのはあるけど。(笑)それは何にでも常にあるけど。

最終メッセージ 水曜日 5:08

■hirama:
でもこの逆再生が大ブームになったとして、そこでサイン波の逆再生とかいって、あ、逆でも一緒じゃんってなった状況にちかいような。(笑)

最終メッセージ 水曜日 5:11

■自分:
逆でも一緒じゃん、というか、そもそも逆とかないじゃん、という感じ?(笑)それが可能な、いま生きている僕らの世界の論理はいったい何か?という。「ひかがみ」が寄生してるのもそこだし、僕が寄生してるのもそこかもしれない。

最終メッセージ 水曜日 5:12

■自分:
「リズモドシ」はだいぶまえに終わったので、いまコブルストーンジャズに変えました。

■hirama:
私はグリンプス。

■自分:
ぼちぼち終了しますか。そもそもなんのためのチャットだったのだろう。あ、9月の打ち合わせか。というよりgmailでたまたまいたから話し掛けたみたいなことのような。グリンプスはあの黒いジャケの?ミックスCD?

■hirama:
黒いジャケットのベスト盤です。
もう五時半ですね、ぼちぼち。

■自分:
バァディスリップ、っていうやつとかが入ってるあれ?

最終メッセージ 水曜日 5:18

■hirama:
body-2-soulが5曲目に。

■自分:
じゃあ、ぼちぼちお開きということで、

■hirama:
3曲目にバディスリップ
それでは、バディ!

■自分:
カバディ

最終メッセージ 水曜日 5:21

■自分:
おっ、終わった。