今日はお昼に味納喜知に行ってみるも17日から31日までお休みとのことで、とはいえラーメンを食べる気持ちがおさまらないのでしょうがなくそのまま武雄まで自転車で行くことにして、来久軒だったかそういうラーメン屋が武雄温泉駅をすこし線路沿いに西に行ったところにある飲み屋街にあるなあと思い、行ってみたら後楽園というラーメン屋だった。入ったらカウンターにおじさんが三人座っていていちばん奥のおじさんというかおじいさんはなにかの計算をしていてどうやらお店のおじいさんみたいだ。奥から二番目のおじさんはサンデーを読みながらラーメンを食べている。奥から三番目のおじさんはラーメンと餃子が来るのを待っていたらしく、私が頼んだラーメンが来る直前に、ラーメンと餃子を受け取っていた。私は奥から二番目のおじさんと奥から三番目のおじさんのあいだに座ってジャンプを読みながらラーメンを待つ。味納喜知よりちょっと太めの麺。スープはけっこうさっぱり目。帰る途中にゆめタウンのあたりを通って、ゆめタウンの近くのダイレックス隣に長浜ラーメンをうたうラーメン屋ができていて、おお、そういやここにラーメン屋ができていた、ということをお店を見たら思い出すが、さすがに二杯も食べられない。食べようと思えば食べられたかもしれない。ゆめタウンの向かいの新しい図書館はちょうど毎月第三木曜日の図書整理日に当たる。帰る途中に臨済宗の長泉寺だったかそういう名前のお寺に寄ってみる。この道は27年間に無数に通っていてこのお寺があることも知っていたのだけれど行ったことはなくて、せっかくなので寄ってみる。というのもだいぶ前に岩波文庫臨済録を買ってちらっと読んだからというよりかなりまえにNHKでみた禅問答がなんか面白かったから、臨済録も買ってみたのだけれど、というわけで臨済宗と書かれたお寺に寄ってみたわけで、お庭がとてもきれいだった。隣に高速道路が走っていて車の走る音が途切れない。けれどそれもまたなんというかそういうもんだというか妙に静かであるより説得力があるというかそういう感じもする。で、長泉寺で合ってたかなと思って検索してみたら合っていて、ホームページも発見して、住職が掲示板で日記を書いていておはなしが興味深い。→http://www.cableone.ne.jp/~takiran/ そのあと六角川のところにカッパの石像がやたらあって、いつも車の助手席から見ながらなんだろうとは思いながらもそのままになっていて、せっかくなのでこれも行ってみると、むかしのこのあたりの領主の橘なんとか公がこのへんの地頭として下向なさるときに家来のひとりとしてカッパも連れてきたらしく(カッパが家来?なんで?)、元気のありあまるカッパが人々に悪さをして困った橘なんとか公が潮見神社の神主さんに相談したところ、神主さんは大きな石を持ってきて、この石に花が咲くことがあれば人間を一人やろう、しかしそれまでは悪さをしてはならんぞ!と約束させたらしく、それからはカッパは約束を守り悪さをしなくなったとのことで、たしかに川沿いの草むらのなかに大きな石があって、周りが囲ってあり、石のくぼみに大量の一円とすこしの五円だか十円だかが置いてあるというか放ってある。いま、うちのねこはうろうろうろうろしている。アニマックスではこのあとすぐキン肉マンがあるらしい。けれど見るつもりもない。きのう動物ものばかりやっているチャンネルで寄生虫特集みたいなのがやっていて、腕に入り込んだ細長い寄生虫の動きを毎日腕にペンで寄生虫の位置に線を引きながら観察しているひとがいた。虫を殺す薬を使い始めると、動きが激しくなったんだよ、とかいうようなことを言っていて、かなり引く。