地下鉄谷町線阪急宝塚線とモノレールを乗り継いで大阪空港から15:30に飛行機で飛び立ち17:40に佐賀空港に着いて、といっても何時に着いたかは、着陸時には携帯電話の電源を切っているので分からなくて(腕時計はしていないし)、到着ゲートを出て電光掲示板みたいなのに17:50着予定→変更40というふうに表示されているのをみて知った。飛行機のなかでは、前日にJR六甲道駅のある建物のなかに入っている本屋さんで買った友野典男行動経済学−経済は「感情」で動いている」を前日の電車のなかに引き続き読む。友野さんは「勘定から感情へ」となにやらうまいことをいう。資本論行動経済学についての本を平行して読むっていうのもどうなのかとは思う。迎えにきた父ちゃんと母ちゃんと佐賀の巨大なゆめ(you-me)タウンに行くとユニクロの向かいに無印があり、スタバとマクドサンマルクカフェがあって、なんじゃこりゃという趣き。南陽のカレーを食べて途中で軽油を入れ帰宅。猫がすこし痩せているような。「経済人」(ホモ・エコノミカス)という、標準的経済学が前提としている仮定があまりに強すぎる、というのが面白い。人間を「刺激ー反応」の系としてとらえてしまい、理想的な反応をする人間像を仮定してしまう、っていうのは、経済に限らずなんでも当てはまるような気がする。そこから導き出されるのは、理想的な反応を起こすための刺激はいかなるものか?というはっきりしているようで実のところぼやっとしている問いだ。この問いへの答えをふたつ思いつく。1.いっそのこと、刺激と反応をセットで供給する。2.理想的な反応をするであろう範囲だけに刺激を供給する。ほかにもあるだろうか。どうだろう。。