いや、いいんじゃないでしょうか。沈黙と慎ましさは違うことだし。→http://d.hatena.ne.jp/recorded/20080129 

スチャダラパーfeat.小沢健二今夜はブギーバック
小沢お面の小沢健二「らしき」人物が曲の途中までお面をとらないところがいいなあ。

一十三十一「時よ」
直嶋君のうちで見せてもらったDVDと同じのをyoutubeで発見。
冒頭はるかうしろで花火が上がっている。
奇跡だとしかいいようがないと思ったけど狙ったのかもしれない。
船が旋回するときの背景の変化が面白い。
そういう映像をバックに演奏していると感覚すれば感覚できないこともない。
フレーミング(というより撮影に不可避なフレーミングそのもの)の為せる技か。
現場にいた人にここでいう「背景」という意識はあまりないかもしれない。
あー、いやいや、対象=一十三十一さんとバンドの演奏、は
動かないけれども(対象とカメラが一緒に船の上にいるから)
一緒に船ごとフレーミングという視点そのものも移動しているからだ。
で、かえって向こうの風景が動いているようにも見えると。
そういえばDVDをみたとき、一十三十一さんはマジックスパイスの社長の娘さんだという
どうでもいいといえばどうでもいい情報を直嶋君と平間君からもらった。
一十三十一の佇まいというかある種の我(が)のなさはシティポップスだよね、という結論にも達する。
UAとかBIRDにも比較できるかもしれないが、唄い手としてなんとなく我(が)がない。
もちろんいい意味で。
R&Bとかクラブジャズとかいうよりもシティポップスではないかと。
それがなぜシティポップスかといわれるとことばに詰まるけれど。
と思っていたら、wikipediaの「一十三十一」の項によると
「最も尊敬する、影響を受けたアーティストは山下達郎であると発言している。」
とのこと。