あさ8時ごろごそごそと起きだして、ドリエルを飲んだのがかえって悪かったのか、目覚めは悪い。
ラジカセとアコースティックギターともろもろ入ったリュックを背負って大谷君との待ち合わせへ。
奈良かと思いきや京都だった、木津あたりのBee CRAFT FAIRへ。
着いてすぐ車を出る時に木の毛虫に触れてしまい右腕が痛い。
米子君が来るまでぶらぶらする。
米子君が到着後、即席FMBGMを設置して、ラジオをチューニングして回る。
適当に昨日焼いたJポップのみのCDRをかける。
村田さんからは、もっとぶちかませばいいのに、、FM802かけてるのと同じ、、という意見をいただく。
確かに本当にそうだと我ながら思うので、複眼ブースお手伝いでいらっしゃっていた大野さんのロバートワイアットなどかける。
でもFM802かけてるのと同じっていうのは私には褒め言葉でもある。
毒にも薬にもならない人間になりたい。
ここまでですでに13時くらいで、いったん複眼ブースにてパンとジャスミンティマクドのポテトをいただく。
会場全体のまんなかあたりの倉庫の一角をおばちゃんが快く貸してくれたので、だらだらと14時過ぎに音を出し始める。
当初の予定を全面的に変更して本当に「適当に」やる。
みんな立ち止まって少し聞いて去ってゆく。
これでいいと思う。
立ち止まって周りをじっくり見てみる言い訳にしてくれるとなおいいと思う。
たまたまそこに私がいるから音があるだけであって、音を出すために私はいるわけではないと思う。
という3つの思ったことはいま思ったことなのでそのとき思ったことではないけれど。
大谷君のはなしによると倉庫の持ち主のおばちゃんは演奏終了間際まで、いつ始まるん?と訊いてきていたらしい。
1時間ほど、AM7の構成音を適当に弾いたり、
ジム・オルーク「バッドタイミング」の1曲目「There’s Hell In Hello But More In Goodbye」を適当に弾いたり、
米子君が吹いたトロンボーンのフレーズを真似してみたり、した。
大谷君はラップスティールの弾き方を発見したりしていた。
米子君はトロンボーンに興味を持ったちびっこと話したりコンピュータを操作したりしていた。
演奏開始後すぐにふたりが見えないところに移動してしまったので
ふたりの音はぼんやり聴こえていたくらいで大して聴いていない。
クラフトフェア終了後バーベキューに参加させていただく。
木工の工房の方が演奏を聴けなかったことを残念がってくださっていて、
おなかがふくれたらなにか演奏してもらえませんか、とのお願いがあったが
私も大谷君もとりあえず米子君に振って逃げる、申し訳ないです。