コンテンポラリーアートと都市/地方についての、"植民地化"(あるいはポストコロニアリズム)の視点からの研究ってどのくらいあるのかな。作品批評じゃなくて、"都市"と"コンテンポラリーアート"と"地方"の関係について、"植民地化"(あるいはポストコロニアリズム)の視点から、フィールドワークに基づいて研究したもの。というとなんかややこしそうでめんどうくさそうだけど、地方におけるコンテンポラリーアートってなんなのか、という。地方におけるコンテンポラリーアート受容の過程には、植民地的な支配の構造があったりしないか、というか。それがためになにかやりづらいことがあるのならば、解きほぐしておいて悪いことはなかろうし。あと、アートイベント批判とか、コミュニティアート批判とか、(地方における)コンテンポラリーアート批判とかだと、本来アートはこうある「べき」みたいな話になりがちなので、なにか実地の調査に基づくデータがあればいいなあと思う。どんなデータが必要なのかは不明だが。