なんの目的があったのか、なにか目的があったのだけれど、ものすごく久しぶりにyoutubeを見てみたら、畠山美由紀「海が欲しいのに」のオフィシャルなPV。

メイクさんが出てきて化粧直しをするときのシーンを見て、思い出したのが地井武男さんの出ている保険のCM。http://www.americanhome.co.jp/ah_common/tvcm/05.html えっ、そこも動くんだ、という驚きは、ルールというか暗黙の前提が破られて、さらに大きいルールが提示されるときの驚き。けっこういいPVだと思うけれど、ポラロイドが動くところは余計だと思うし、あと、ときどき出てくる合成が気になる。衣装替えをするときのカメラを掃除する手はたぶん合成だし、4:20くらいで、写真パネルが取り外されたあとの風景の右端が変。同じ葉っぱが反復している。風景が合成されて右に増やしてある。そしてそれをごまかすように、不自然に降りてくるポラロイドを貼った板だか布だかなんだか黒いやつ。このあたり、光の感じも変。たぶん最初から3:48くらいまで野外で、そこから4:40くらいまで屋内っぽい。写真パネルが取り外されて奥に歩き出すまでをじっくり見ると、とくに畠山さんの髪に当たる光を、よく分かる。4:40秒のあたりで、明らかに光が変わる。何回も見ながら、写真パネルが取り外されたあとの風景の右端を増やさないといけないのはなぜか考えていたが、ぜんぜん分からない。というか、写真パネルを取る→実際の風景で歩き出す、というのをやりたければ、その一連の撮影を実際の場所でやればすむだけで、なぜしなかったのだろう。それか、したけれどそのテイクがなんらかの理由で使えなかったのか。いやいや、思い違いだ。3:48から4:40までも野外っぽい。くるっとまわって後ろに歩くとき、4:38くらいに畠山さんの右腕あたりに外のものらしき光が当たっている。だとすれば、たぶん、野外そのままの光で撮ると、光が強すぎて撮れないから、屋根をつくっていたんだろうな。そりゃそうか。光が強すぎて撮れないな。うーん、じゃあ風景の右端が増やされている理由がよくわからんな。最初は、くるっとまわるときに畠山さんが大回りしすぎていたことにあとで気付いたのかとか思ったけど。ちなみに、5:05あたりに合成(風景の右端が増や)されていない風景が出てくる。うーん、わからんしどうでもよくなってきた。とにかく最後のシーンが不自然だ。