猫がやたらにゃーにゃーいいながらうろうろしている。昨日はひたすら平型めし茶碗の検品。梱包・発送。倉庫内軽作業?今日は昼前まで仕事をして、友達がシェフをしているイタリア料理屋へ行き、特急と新幹線に乗る予定。温めたコーヒーをいつまでも取らないといつまでも電子レンジは間隔をおいてピーピーいう。昨日はゆめタウン武雄にて、ナイキのエアズームヘイワードだかなんだかそういうのが30%OFFで履いてみたりしていたら、買うね、買うてやっばい、とのことなので、父ちゃんが靴を買うのに便乗して買ってもらう。昨日は武雄温泉で、いつものおじいに会う。洗い場で身体や頭を洗っていると、おっ、来とったね、と肩をポンと。その後、隣におじいがやってきて、母ちゃんに父ちゃんの若か頃に似とって言われんね?いやー、僕は母ちゃんの方のばあちゃん似なんですよ。いやーそうでも父ちゃんの若か頃に似とっばい。と言うので、一緒に来ている父ちゃんと知り合いではなさそうだけれど父ちゃんの若い頃を知っているのか!?と思っていたら、おじいはさらに隣のおじいに、ほら、松尾しょうちゃんの若か頃に似とっやろうが、と言っていて、「父(とう)ちゃん」ではなく、「しょうちゃん」だった。そして私はその松尾しょうちゃんさんの息子だと思われていた。今日は13時くらいまで仕事をして、武雄の物産館でおみやげを買い、友達がシェフをしているイタリア料理屋のランチが休みだったので、武雄温泉でいつも見かける、いつも湯船の近くの壁際の端っこでヘチマみたいなので身体を擦っている体格のよいおじさんがシェフをやっているという洋食屋さんへ。おかみさんらしき人と若おかみさん(息子さんの奥さんか娘さんか)が水とおしぼりを持ってきてくれたりステーキランチセットを持ってきてくれたりコーヒーを持ってきてくれたりする。帰り際に若おかみさん(息子さんの奥さんか娘さんか)の息子らしき赤ちゃんを見かける。武雄温泉から博多へ、博多から新神戸へ。新幹線のぞみ号の指定席15号車の13のAに座る。がらがらでゆったりできたのに、広島でとつぜんサラリーマンの群れがどやどやどやどやっと入ってきてほぼ満席に。13のBとCに座る38くらいの仕事盛りのサラリーマンと45くらいのサラリーマンは、さっきの2番目のあいつとかリクルートの研修に行ったらまっさきに落とされますよ、とかなんだかよく分からないが若いやつはなっていないというようなはなしとか、どうでもいい会社のうわさばなしとか、社内の誰々が可愛いとか誰々は20代に見えない貫禄だ、とかそういうはなしをひたすらしている。13のCの人はビールを飲んでいる。おそらく会社のみんなの予定を書くホワイトボードのこの人の欄にはNR(NO RETURN、つまり直帰)と書いてあるのだろう。三宮BALの無印でわりとがさごそした素材のカーディガンを買う。夏は外は暑いが中は寒い。あかつき書房ものぞく。タワレコでやっとこさグリンプスのミックスCDを買う。春日野道で長浜亭のとんこつラーメンを食べる。いつのまにか以前いたローテンションの店長らしきおっさんがいなくなっていて、ハイテンションの店長らしきおばちゃんがいる。アルバイトのふたりもどっちも女の子で女の園という趣き。おっさんからおばちゃんになったことで器とか味とか変わっている。おっさんが店長の時はたしか茶色のラーメン丼だったけど、おばちゃんになって白いラーメン丼になり、味は脂っけの少ないさっぱり味になった。ローテンションのおっさんが店長だった頃は、食べている最後あたりになると脂の膜が出来始めていたが、ハイテンションのおばちゃんが店長になってからは、そこまで脂っぽくない。でももうすこしだけ脂っぽくてもいいかもしれない。六甲のブックファーストで、古谷利裕「世界へと滲み出す脳―感覚の論理、イメージのみる夢―」をちらっと立読みする。装画は古谷さんご自身、装丁は名久井直子さん。名久井さんはゴニングミでも活躍中。http://www.goningumi.com/ 「はじめに」みたいなところをちらっと立読んで思ったわけでもないけれど、うすうす思っていたのは、私はたまに芸術がどうとかいうけれど、そんなに芸術に興味がないっぽいということで、賞とか美術館とか美術家とか歴史とか知らないし、そういう一種の基礎データ的な情報は熱情的な興味がないとぜんぜん身につかなくて、だから私は芸術がどうとかいう資格もなくて(デザインでも同じで、賞とかデザイナーとか歴史とか方法とか、ぜんぜん知らない)、作品がどうとかいうのならかろうじて許されるのかもしれないとも思う。作品には興味があるが作者にはあまり興味がなかったりするし、そういうのはあまりよくない傾向のような気もする。なんだかいまはものごとにあまり執着できない。おおお、、、いまヤフーのテレビ欄を見たら今日の22時くらいにNHKで「芸術劇場 -劇場中継「フリータイム」-」というのがやっていたようでそのあとにはついさっきまで大江健三郎さんと岡田利規さんの対談とかやっていたようで、見逃したというか知り逃したので悲しい気持ち。