ほぼ日刊イトイ新聞のサイトで
おおはた雄一BE THE VOICEによる
「センチメンタルテリトリー」サウンドトラックをダウンロード販売している
(http://www.1101.com/store/homemade/index.html)のだけれど、
このページの試聴用サンプルをぜんぶ一度に再生すると
だんだん混じっておかしくなってきて面白い。
パソコンやブラウザなんかの環境によって違うだろうから
いろいろ聴き比べてみたいところであるが、
たぶんそんなに変わらないとも思う。


yomayomaさんのはてなブックマーク経由で
FUMIYA TANAKA / Via digest ver」を発見し
実際どういうものか観てみて、これは非常に面白いような気がする。
ほんとうにぶつぶつ言っている。


NHKテレビテキスト「きょうの料理」10月号掲載の
櫂 未知子「味わう五七五 22 柿」より

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
正岡子規


[前説略]さて、この柿の句、「柿を食べていました、そうしたら法隆寺の鐘の音が聞こえました。」というだけの内容。読者は、この句にどんな裏があるかは考えなくともよい。また、この句から何を得て、何を考えるべきか悩む必要もない。俳句は面白い文芸で、たまたま柿を食べたらゴ〜〜ンと鐘が鳴ったということ以上のことは求めないのである。柿を食べたせいで鐘が鳴ったわけではないのだけれど、たまたまその瞬間に居合わせたという楽しさを味わえればそれでいい。

「たまたまその瞬間に居合わせたという楽しさを味わえればそれでいい。」という一節を
ほうほうと思いながら読んで、ついでにロラン・バルトにとっての俳句も思い出した。