ぼちぼちガルシアマルケスの「百年の孤独」に
とりかかろうと思うので、その準備運動に
予告された殺人の記録」を読み始めるも
この薄さなら1日で読めるかと思いきや
けっこうかかって2日かかってもう少しで
読み終わるが、それがなぜなのかというと
ひとつの分かりやすい流れで
構成されているわけではないからで
急に知らない名前が出てきて
しばらくそれが誰とどういう関係のある人物か
分からないながらもその人物の話に付き合っていると
またすぐ知らない名前が出てきて、、とか
そういうことがひとつの分かりやすい流れで
構成されているわけではないということで
こう書いてしまうと全然大した事ではないように思えるが
読んでいる最中にはややこしいなと思いながら読んでいて
あとはもろもろの重要なことが割と早めに
示されるのも好感が持てると思ったのだが
それは私が推理小説を好きではないからで
ラストの結末の為に長々と文章を読むのが嫌なのと
ひとつの直線的な流れに沿って
時間が進んでいくのがつまらないので
推理小説に限らずそういう類いのものは見聞きするのが
しんどいというか豊かな体験を得られた記憶がないのだが
それは私がまだ出会っていないだけで
どこかに存在するのだろうか。