前にも書いたが、健康マニアやスピリチュアル好きな人って、「みんな知らないけど、○○って実は◎◎なんだよ、知ってた?」と、他人に言うのが大好きで、はたから見てて、これさえなければ他人との葛藤も起きないのにと思うのだが、どうしても言いたくなるんだろう。特に健康に関するものは、あらゆる人が当事者になってしまうので(食べ物とか水とか電磁波とか細菌とか)、健康マニアはあらゆる人に絡むことができてしまう。○○は身体に悪いよ!とか。本人はどこかから情報を仕入れて事実だと思って言っているんだけど、思考パターンの異なる他人への説明が雑で、うまく分かってもらえないことを相手のせいにしているフシがある。自分が信じることを一方的に投げかけて理解が得られなかったら、「頑なだ」とか、「知ろうとしないのはよくない」とか、そういう他人との関わり方って、一体なんなのだろう。自分が信じたくて信じている事柄について、これは事実だからあなたも信じるべきだ、という態度で話すから、他人との間に摩擦や葛藤が起きるのよね。誰々が言っていたとか、ネットで見たとか、そういう根拠らしきものは言うけど、自分がどういう気持ちでその情報を信じているか明かさないのも引っかかるし。自分でも明確には分からないものだとは思うけれど。こうなるともはや信仰なのだが、信仰は信仰でよいのだけど、自分たちは信仰だと思わずに、他人に自分の信仰を押し付けるのが、問題。