電車が来るまでは私の後ろにお喋りしながらちゃんと待っていたのに、電車がホームに入ってきてすでにたくさん人が乗っているのを見るや、停車と同時にリーダーが割り込んできて、はぐれないように〜とか言いながらみんなで手をつないで割り込み乗車する40〜50代くらいのいわゆるママ友と言われるような女性グループがいたが、リーダー含め1人の時はおそらくこんなことしないはずで、したらそれはそれで行動に一貫性があってすごいが、見た感じグループのリーダーがグループのノリを作っていてそれにしたがって自分たち勝手な行動をしているっぽいけども、彼女らは満員電車に乗っている間もお喋りしていて、先ほどの割り込み乗車を自分たちのなかでどう正当化してんのかなと気になったが、そのことは話題には出てこなかった。グループのノリに従うという行動パターンしか持たない人たちと、自分勝手な大人のガキ大将が組み合わさると、どうにも手に負えないというか、性別関係なくそのようなグループは発生するようにも見受けられるが、そっとしておいて関わらないのがいちばん良いのだけれど、止むを得ず関わらないといけない人もいるんだろうと思うと、どうしたもんだろうか。いま思ったが、集団の運営の仕方にバリエーションがないんだろう、たぶん。どんな集団でもそうだけど、仕切る人・ただついていく人に分かれてしまって、役割の入れ替わりがないのがよくない。で、それをごまかすためにグループ内での役職とか作るからさらに役割が固定化してしまって、よくないんじゃないか。後はまあ、指示待ちの人がなぜ発生するかというと、指示出し(たがり)の人がいるからで、指示やノリをベースにした集団の動き方の他には、集団の今の目的だけ共有しといてそれぞれに行動しながらゆるやかに連携するというやり方もある。