伊藤洋志さんの「ナリワイをつくる」を読み始めたけれど、「専業」と「規模の経済」に依存しない働き方と暮らし方は気になるところだ。おっきいネットワークを通じた経済活動ってほんとひとひとりのことなんて考えちゃいないし、まあそもそもネットワークは”考えない”んだろうけど、あとはローカルな範囲における「比較優位」も重要で、隣のひとより得意なことがあれば、それだけで価値が生まれうる。生きていくうえで、誰よりも得意なことを持っている必要はない。誰よりも抜きんでていたい!とか、おれは世界に打って出る!とか、でっかいことをしたい!とか、海賊王におれはなる!とかいうのも一興だとは思うけど、自分の性には合わない。そういう意味で、私はめちゃくちゃ意識が低い。と言ったときの「意識」っていったいなんだろう。関心を向けるとかそういうことかな。