11月の読了。木下大生・藤田孝典「知りたい! ソーシャルワーカーの仕事」、神田松之丞「絶滅危惧職、講談師を生きる」、スティーヴン・ガイズ「小さな習慣」、佐藤優國分功一郎・木暮太一・水野祐・開沼博・與那覇潤「秩序なき時代の知性」。


11月の演芸。11月9日「神田松之丞独演会 講談漫遊記vol.1」イムズホール。神田松之丞「三家三勇士より「和田平助」 」、「青龍刀権次(上)」、「青龍刀権次(下)」、仲入り、「赤穂義士銘々伝より 「神崎の詫び証文」」。

たまに行く料理屋さんの近くの席に、福祉系のなにかの事業所の代表と思われるおばちゃんと、同じ仕事をしている息子らしき人がしゃべっている。誰々さんが配偶者と離婚して不倫相手と結婚した、40歳前だけど誰々さんには任せられん、思いが足らん、など。思いが足らんで済ますのは、経営者としても福祉系の人としてもつまらんというか、コーチングとか組織開発とか勉強したらよいんではないかと、老婆心ながら思う。

5〜6例くらいしか観察したサンプルがないのでたいした根拠はないのだけれど、ずっと何年も不思議に思っていることがあって、ミュージシャン、アーティスト、クリエイター等々の、いわゆる創造に関わる活動をする人たちが、反権力だったり、左翼(リベラルというより)っぽいのは、なんでなんだろう。主流を疑うみたいな習性があるのか。主流を疑うことによってどうするというより、疑うこと自体が目的みたいな感じがなきにしもあらずなのが、なんとも言えない。

10月の読了。広瀬和生「噺は生きている 名作落語進化論」、烏賀陽弘道フェイクニュースの見分け方」、山本弘ニセ科学を10倍楽しむ本」、佐藤優津田大介古市憲寿萱野稔人、木村草太、荻上チキ「右肩下がりの君たちへ」